続報来ました。
続報というか、集英社からの公式謝罪です。
あまりにアレすぎる内容だったので全文引用で残しておきます。
◆ BUSTERCALLプロジェクトに関するご説明とお詫び|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト
BUSTERCALLプロジェクト(https://www.instagram.com/bustercall_onepiece/)は、週刊少年ジャンプ編集部が主軸となり企画した、新しいかたちで作品を表現する実験的プロジェクトです。
プロジェクトの企画意図は、原作・アニメの垣根を超え、従来の枠組みの中では手をつなぐことが難しい方々と一緒に、制作のルールに縛られない自由なものづくりをすることです。それにより、さまざまな障壁を崩し、誰もがより自由な発想と方法で『ONE PIECE』を表現するチャンスを得られるような道筋をつくることでした。
しかし、こうした活動は従来とは全く異なる流れでの許諾や見せ方、多少の無茶と公式活動に対して挑戦する姿勢が必要であると考えたため、「非公式のプロジェクト」であると銘打ちました。アーティストへの作品制作については正式なルートで許諾をした上で発表し、商品化についても進めておりました。しかし「非公式」と称したことは不適切であり、関係者の皆様にお詫び申し上げます。
「非公式」と称したことや、行ってきたゲリラ的なアート手法、プロジェクト担当者の苛烈な発言を批判するご意見を、SNSを中心に多くいただきました。『ONE PIECE』のファンの皆様、メディア化、商品化に関わる皆様に混乱を与え、不快な思いをさせてしまったことに心からお詫び申し上げます。
BUSTERCALLプロジェクトに参加されたアーティストの皆様がすべて、現在の公式活動を批判する意図を持って作品を寄せたわけではありません。それぞれの創作意思でご参加いただき、『ONE PIECE』を新たなかたちで表現していただいておりました。にもかかわらず、アーティストの皆様に様々なご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。
今後はBUSTERCALLプロジェクトの発想や意図は活かしつつ、関係各社の理解を得たうえで、読者の皆様に混乱のないよう、新たな作品発表や商品開発について慎重に進めてまいりたいと思います。
なお、BUSTERCALLプロジェクトについての記事が掲載されたWEBメディア「KAI-YOU.net」 についても、非公式であるという建て付けで取材を受けており、「KAI-YOU.net」編集部や取材関係者にも本来の事情を説明しておりませんでした。大変申し訳ございませんでした。この記事に関して、利益供与といった事実もございません。
BUSTERCALLプロジェクト運営 週刊少年ジャンプ編集部
……なんだかなぁ〜……????
お粗末過ぎてビックリしましたよ。集英社ともあろうものが。
いや集英社を買いかぶりすぎてたのかもしれない……
色々個人的感想を書こうかとも思いましたが、あまりにビックリしたのでtwitterで「それそれ!それよ!」と思ったツイートをいくつかピックアップして終わっておきます…
もう、ダサすぎだぞ集英社、ジャンプ編集部…!
(鬼滅の刃がバカ売れして調子乗りすぎて頭回ってないんじゃないの)
BUSTERCALLプロジェクトに関するご説明とお詫び|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト https://t.co/LQ6NC2PlOO ジャンプ史上で一番ダサいやらかしなんじゃないのコレ。企画の滑り方といい、話題にならなさといい、焦って取材受けたのといい、結果このバラし方といい、カッコ悪さが極まってる。 pic.twitter.com/rdyt1UTXk7
— 中野 (@pisiinu) 2020年3月27日
えっ!?じゃあ集英社が遠回しに東映アニメーションdisってたんですか!?
— ひさびさ (@Ka3x2_SensuiDOL) 2020年3月27日
「裏では公式の許諾だしてたけど表向きには非公式ってことでお願いします」っていうプロジェクトだったのがマジだったの本当にすごいな…
— ねおらー31♎ (@neora31) 2020年3月27日
バスターコールプロジェクトは「ジャンプ編集部」が主軸となって立ち上げたって言ってるから 本当にバンダイと東映への喧嘩売りプロジェクトだったんだろうな…
— ねおらー31♎ (@neora31) 2020年3月27日
これkaiyouの記事が炎上してなかったらこのままプロダクトが進んでそっちはそっちでガッポガッポだったって話なので、そりゃ悪質なやつですよ
— エス (@neonightlife) 2020年3月27日
ステマ云々もあるけど
「公式グッズのレベルが低い」「二次創作でもクオリティが高ければ公式が認めて販売する」
という諸々の強気発言も編集部の意図という事になる訳で。
BUSTERCALLプロジェクトに関するご説明とお詫び|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト https://t.co/OfcmNPO6vA
— 以。 (@gentian_i) 2020年3月27日
これからワンピースの公式グッズで残念なものが出ようもんなら「バスターコールもんですわーwww」と笑われるようになるかと思うとほっこりしますね(しない)
— れんちるーと (@lenchroot) 2020年3月27日
バスターコールプロジェクト、このよくわからんケツを噛まれてる男が"ONE PIECE公式"ってなるの嫌だな… pic.twitter.com/WE9zi8JNbg
— 超ボルボックス (@vol__vol) 2020年3月27日
けど公式の画像使ってこんなもん作ってんだからバスターコールをかましてやりたいという気持ちもわからなくはないよ……。 pic.twitter.com/BcERD69hTv
— 犬紳士 (@gentledog) 2020年3月27日
【追記】ねとらぼさんの記事です。
◆ ジャンプ編集部『ワンピース』アートプロジェクトのステマを謝罪 非公式称する「バスターコール」は編集部主導の公式企画だった
ねとらぼ経由でYahoo!ニュースにまでなりました。ダサイ…
◆ ジャンプ編集部『ワンピース』アートプロジェクトのステマを謝罪 非公式称する「バスターコール」は編集部主導の公式企画だった
◆ 「マジいいシーンなんすよ」に象徴される『ONE PIECE』のコラボやスピンオフ、宣伝CMの歴史 - 社会の独房から
その中には笑える奴から正気を疑う奴、モヤモヤしてしまうモノまで千差万別で、そこに加えて「『ONE PIECE』と言えば仲間でしょ」「マジいいシーンなんすよ」みたいな解像度の低い宣伝が多数あり、ゲンナリする事が多かったからだ。
そう言った宣伝によって、世の中の斜に構えたオタクが『ONE PIECE』を嫌いになったり、「作品は叩いても作品が好きな人は叩いてはいけいない※ただし『ONE PIECE』ファンは別」みたいなSNSでの風潮に一役買ったのは間違いない。
日本一売れていて、人気もあるハズなのにTwitterだと微妙に居心地が悪いという状況が何年も続いたのだ。