今後、どうなるかは判らないですけどね。
昨晩偏頭痛が酷くて早めに布団に入った事もあって、朝も早めにうとうと目が覚めかけていた所に廊下がガタンゴトンでかい音と父母の大声が聞こえてきたので「う、うるせぇ〜〜!」とまだ頭がズキズキする中起き出して応接間に行ってみると、炬燵が片付けられてしまっていて。
朝6時ですよ。
朝の6時、まだ外も暗い時間に何やってんの…、と問うたら
「2人で炬燵で寝ていて、お父さんが突然炬燵の天板をひっくり返してガターン!って音させたと思ったら『ワシの大事なメモをした紙がどっかにいってしまった。捨ててしまったかもしれん』と炬燵布団もめくって探し始めて、何のメモ?と聞いても『わからん』「なんかの勝負事のメモ…』『とにかく大事な事を書いた紙』としか言わず、ゴミ箱もひっくり返し、他の部屋にあるかもしれんとガタガタやりはじめてこの状態よ」
……って、いうね。
うわーー「メンキョセンターに車と免許証を取りに行かないと」の再来だ…!
結局、言い出した父本人も何のメモなのか漠然とした記憶?しかなく、要領を得ないまま探しても見つかるはずも無く、そもそもそんなメモが本当にあったのかも判らず、「これだけ探しても出て来ないから大事なメモだったとしてももうしょうがないね」で落ち着かせました。
いよいよヤバさが進行してきたな…!という感触はあるのですが、現時点で所謂「もの盗られ妄想」を言い出さないので認知症としては多分まだ軽症で対応も楽な方なんだろうな…とも思います。財布やお金を盗ったんだろう!?と言われ始めたらマジでキツイだろうな…
後、10分前、1時間前、昨日の事、一昨日の事、を忘れてしまう代わりに30年、40年前の事をさもついこの間のような口ぶりで話すようになってきました。実際、この間徒歩片道45分歩いてタバコを買いにいった記憶が既に朧げで「ワシが?歩いて?どこに??」と首傾げながら自分で買ってきた煙草をふかしています。コンニャロウがw
最近の記憶が残らない代わりに、今と、30〜40年前の記憶が直結して記憶に出てきやすくなっているんじゃないかな、多分。
問題はその30〜40年前の記憶すら、体感3割以上改竄されててなんか違う記憶にすり替わってしまっているんですよね…これなんでなんだろうな…。(混ざっちゃってるのかな…)
昼、14時すぎくらいに父が「テレビの番組がおかしい」と言い出したので、一緒に新聞のテレビ欄を手に確認するのに付き合いました。高校バレーを観たいのに、違う?変な?番組が映ってどこのチャンネルでバレーを放送しているのか判らない…
みたいな話を最初はしていたのに、よくよく話を聞いているとやっぱり言う事がおかしい。「わしの言った事が番組に」とか言い出してビックリする、そして「なんて???」と聞き返すと「そんな事言うてない」と思い切りひっくり返してくる。聞き返す度に言う事が変わる。怖い。
ちなみに、この時点で、今朝炬燵の天板を吹っ飛ばして謎のメモを書いた紙を家探しした事を既に覚えていませんでした。そっかー。
…まぁ、それは落ち着いたんですが。
そこから少し時間を空けて夕方~頃かな…また父がやってきて「わし、言う事がおかしいか?」と聞いてきて。あっ、ようやくそこに向き合う気になったんだ…今まではうっすら自覚はあっても知らんふりしてやり過ごしてる気配があったもんな、と思い、母と3人で父自身が今思ってる「自分の事」の話を聞きました。認知症の人はこんな風に感じるんだなぁ、という気持ちで。
1)突然「自分がなにをしているのかわからなくなる」
2)突然「今自分がなにを考えていたのかがわからなくなる」
3)道を歩いていて「自分の記憶の中の風景と違っているとビックリして、知ってる場所に出ようと無理して急いで歩いていってしまう」 ※これは、先日コンビニまでタバコを買いに歩いた時の話。散歩の途中でもよくなるらしい。
4)頭の中がわーっといっぱいになってしまい外からの言葉が入らなくなる
5)なので、母私に大きめの声で言い返されると、更にわーっとなって何も考えられなくなって大声を出してしまう
6)自分でも最近の記憶が抜け落ちているのはわかる
7)ただ、それを外から指摘されないと忘れている事を忘れるので気づかない
8)否定されるとバカにされたと思って大声をあげてしまう
…あと、なんだったっけ……
へぇ、と思ったのは3番目ですかね。外で突然すとんと記憶が抜け落ちて、今自分がいる場所がわからなくなってしまった時に不安になって「自分の知っている、覚えている場所まで行こう」と急いで歩いていってしまう、というヤツ。病院で付き添いの母が毎回「気が付くといなくなる。あっ、と思ったら反対方向にサササーッと歩いてしまって追いつけない」と零していたのが、こういう事だったのかー!という気付きを得ました。付き添いの母の存在ごと抜け落ちるんだな、なるほどな……
他は、8番目かな。
これは認知症の人相手以外でも気を付けた方がいいな、と思う点ですが。
言葉のキャッチボールの際に「いや」「でも」とか「そうじゃなくて」とか、否定語から入る癖のある人、結構いるじゃないですか。あの、母が割とそういうタイプの人なんですけど。
「だから『いやでも』って言うな!!!!」
「バカにしとんのか!確かにわしはもう頭がピンボケになってしもうたけども!」
って、今回父が半泣きでキレましたね。母との会話の途中で。
この「バカにされている」という気持ちは高齢になればなるほど強くなりがちだし、多分女より男の方がそう感じた時の怒りが強くなるだろうな、というのもなんとなく判りますね。接客してると「バカにしてるのか!」とすぐ沸点低く怒鳴り出すのも圧倒的に男性だし。
…母の気持ちもわかるんですけども。実際、現状の父が同じ事を何度も何度も何度も何度も何度もry、…聞いてくるうえで結局やる事がトンチンカンで余計な事になってしまって、母が全部やりなおしになるばかりでそりゃ否定というか、父を「止めたい、やめさせたい」と思う余りにそういう言い方に、なるよなぁ。って。
ただ、「こちらが何を言ってもお母さんは最初に否定から入る。こっちを否定してくる」と父が言うのには「それは確かに、…確かに意識してやめないといけない癖だな…」と思いました。我を顧みて気を付けようと思いました。
ただ、まぁ、この土日の間ずっと父の様子と母の対応を見ていましたが、マジで同じ事を何度も何度も何度も何度も何度も聞いてきて、1時間2時間かかってやっと納得したか、と思ったら今までの時間を完全に投げ捨てる勢いでまた最初から同じ事を聞いてくるんですよ。父。四六時中一緒にいて真正面から対応してたら確実に気が狂いますね。そりゃ母のストレスもMAXになるし応対する会話の頭が否定から入るようにもなる………(いやだがしかし…
他にもいろいろ話をしたんですが、この一週間くらいで父の中で「自分は大分認知症が進んで厳しい状態にまでなっている」という認識が出来て、それによって物凄く不安になっているのだ、というのが判りました。そりゃ不安になるよな…突然「自分がたった今なにを考えていたのかがわからなくなる(頭の中が比喩なしで真っ白になるらしい)」とかなったら怖すぎるよ。
「この頭の方の病院にかかるのに最速でいつ頃行けるだろうか…」と言い出したので、以前からお願いしていたのがようやく初診予約が取れて今週末に通院始められるようになったから大丈夫、心配する事はない、今まで通ってたかかりつけ病院の系列病院だから父の今までの病歴も通院歴も判ってくれてる病院です、と説明しました。その病院への紹介状をこないだ勝手に掘り出してきて勝手に開封したのは父ですけどね!!!
不安のあまり、行けるならもう明日にでも病院行きたいみたいな事を言い出しましたが、病院に駆け込んだらたちまちボケがシャンとして治る、というもんでもないので慌てても…仕方がないので……とりあえず、今週分の通院を無事全部クリア出来てから次の事を考えようね、という感じで本日は解散になりました。
本当に、よそ様の認知症抱えたご家庭はどうしてるんだろうな……
昨晩偏頭痛が酷くて早めに布団に入った事もあって、朝も早めにうとうと目が覚めかけていた所に廊下がガタンゴトンでかい音と父母の大声が聞こえてきたので「う、うるせぇ〜〜!」とまだ頭がズキズキする中起き出して応接間に行ってみると、炬燵が片付けられてしまっていて。
朝6時ですよ。
朝の6時、まだ外も暗い時間に何やってんの…、と問うたら
「2人で炬燵で寝ていて、お父さんが突然炬燵の天板をひっくり返してガターン!って音させたと思ったら『ワシの大事なメモをした紙がどっかにいってしまった。捨ててしまったかもしれん』と炬燵布団もめくって探し始めて、何のメモ?と聞いても『わからん』「なんかの勝負事のメモ…』『とにかく大事な事を書いた紙』としか言わず、ゴミ箱もひっくり返し、他の部屋にあるかもしれんとガタガタやりはじめてこの状態よ」
……って、いうね。
うわーー「メンキョセンターに車と免許証を取りに行かないと」の再来だ…!
結局、言い出した父本人も何のメモなのか漠然とした記憶?しかなく、要領を得ないまま探しても見つかるはずも無く、そもそもそんなメモが本当にあったのかも判らず、「これだけ探しても出て来ないから大事なメモだったとしてももうしょうがないね」で落ち着かせました。
いよいよヤバさが進行してきたな…!という感触はあるのですが、現時点で所謂「もの盗られ妄想」を言い出さないので認知症としては多分まだ軽症で対応も楽な方なんだろうな…とも思います。財布やお金を盗ったんだろう!?と言われ始めたらマジでキツイだろうな…
後、10分前、1時間前、昨日の事、一昨日の事、を忘れてしまう代わりに30年、40年前の事をさもついこの間のような口ぶりで話すようになってきました。実際、この間徒歩片道45分歩いてタバコを買いにいった記憶が既に朧げで「ワシが?歩いて?どこに??」と首傾げながら自分で買ってきた煙草をふかしています。コンニャロウがw
最近の記憶が残らない代わりに、今と、30〜40年前の記憶が直結して記憶に出てきやすくなっているんじゃないかな、多分。
問題はその30〜40年前の記憶すら、体感3割以上改竄されててなんか違う記憶にすり替わってしまっているんですよね…これなんでなんだろうな…。(混ざっちゃってるのかな…)
昼、14時すぎくらいに父が「テレビの番組がおかしい」と言い出したので、一緒に新聞のテレビ欄を手に確認するのに付き合いました。高校バレーを観たいのに、違う?変な?番組が映ってどこのチャンネルでバレーを放送しているのか判らない…
みたいな話を最初はしていたのに、よくよく話を聞いているとやっぱり言う事がおかしい。「わしの言った事が番組に」とか言い出してビックリする、そして「なんて???」と聞き返すと「そんな事言うてない」と思い切りひっくり返してくる。聞き返す度に言う事が変わる。怖い。
ちなみに、この時点で、今朝炬燵の天板を吹っ飛ばして謎のメモを書いた紙を家探しした事を既に覚えていませんでした。そっかー。
…まぁ、それは落ち着いたんですが。
そこから少し時間を空けて夕方~頃かな…また父がやってきて「わし、言う事がおかしいか?」と聞いてきて。あっ、ようやくそこに向き合う気になったんだ…今まではうっすら自覚はあっても知らんふりしてやり過ごしてる気配があったもんな、と思い、母と3人で父自身が今思ってる「自分の事」の話を聞きました。認知症の人はこんな風に感じるんだなぁ、という気持ちで。
1)突然「自分がなにをしているのかわからなくなる」
2)突然「今自分がなにを考えていたのかがわからなくなる」
3)道を歩いていて「自分の記憶の中の風景と違っているとビックリして、知ってる場所に出ようと無理して急いで歩いていってしまう」 ※これは、先日コンビニまでタバコを買いに歩いた時の話。散歩の途中でもよくなるらしい。
4)頭の中がわーっといっぱいになってしまい外からの言葉が入らなくなる
5)なので、母私に大きめの声で言い返されると、更にわーっとなって何も考えられなくなって大声を出してしまう
6)自分でも最近の記憶が抜け落ちているのはわかる
7)ただ、それを外から指摘されないと忘れている事を忘れるので気づかない
8)否定されるとバカにされたと思って大声をあげてしまう
…あと、なんだったっけ……
へぇ、と思ったのは3番目ですかね。外で突然すとんと記憶が抜け落ちて、今自分がいる場所がわからなくなってしまった時に不安になって「自分の知っている、覚えている場所まで行こう」と急いで歩いていってしまう、というヤツ。病院で付き添いの母が毎回「気が付くといなくなる。あっ、と思ったら反対方向にサササーッと歩いてしまって追いつけない」と零していたのが、こういう事だったのかー!という気付きを得ました。付き添いの母の存在ごと抜け落ちるんだな、なるほどな……
他は、8番目かな。
これは認知症の人相手以外でも気を付けた方がいいな、と思う点ですが。
言葉のキャッチボールの際に「いや」「でも」とか「そうじゃなくて」とか、否定語から入る癖のある人、結構いるじゃないですか。あの、母が割とそういうタイプの人なんですけど。
「だから『いやでも』って言うな!!!!」
「バカにしとんのか!確かにわしはもう頭がピンボケになってしもうたけども!」
って、今回父が半泣きでキレましたね。母との会話の途中で。
この「バカにされている」という気持ちは高齢になればなるほど強くなりがちだし、多分女より男の方がそう感じた時の怒りが強くなるだろうな、というのもなんとなく判りますね。接客してると「バカにしてるのか!」とすぐ沸点低く怒鳴り出すのも圧倒的に男性だし。
…母の気持ちもわかるんですけども。実際、現状の父が同じ事を何度も何度も何度も何度も何度もry、…聞いてくるうえで結局やる事がトンチンカンで余計な事になってしまって、母が全部やりなおしになるばかりでそりゃ否定というか、父を「止めたい、やめさせたい」と思う余りにそういう言い方に、なるよなぁ。って。
ただ、「こちらが何を言ってもお母さんは最初に否定から入る。こっちを否定してくる」と父が言うのには「それは確かに、…確かに意識してやめないといけない癖だな…」と思いました。我を顧みて気を付けようと思いました。
ただ、まぁ、この土日の間ずっと父の様子と母の対応を見ていましたが、マジで同じ事を何度も何度も何度も何度も何度も聞いてきて、1時間2時間かかってやっと納得したか、と思ったら今までの時間を完全に投げ捨てる勢いでまた最初から同じ事を聞いてくるんですよ。父。四六時中一緒にいて真正面から対応してたら確実に気が狂いますね。そりゃ母のストレスもMAXになるし応対する会話の頭が否定から入るようにもなる………(いやだがしかし…
他にもいろいろ話をしたんですが、この一週間くらいで父の中で「自分は大分認知症が進んで厳しい状態にまでなっている」という認識が出来て、それによって物凄く不安になっているのだ、というのが判りました。そりゃ不安になるよな…突然「自分がたった今なにを考えていたのかがわからなくなる(頭の中が比喩なしで真っ白になるらしい)」とかなったら怖すぎるよ。
「この頭の方の病院にかかるのに最速でいつ頃行けるだろうか…」と言い出したので、以前からお願いしていたのがようやく初診予約が取れて今週末に通院始められるようになったから大丈夫、心配する事はない、今まで通ってたかかりつけ病院の系列病院だから父の今までの病歴も通院歴も判ってくれてる病院です、と説明しました。その病院への紹介状をこないだ勝手に掘り出してきて勝手に開封したのは父ですけどね!!!
不安のあまり、行けるならもう明日にでも病院行きたいみたいな事を言い出しましたが、病院に駆け込んだらたちまちボケがシャンとして治る、というもんでもないので慌てても…仕方がないので……とりあえず、今週分の通院を無事全部クリア出来てから次の事を考えようね、という感じで本日は解散になりました。
本当に、よそ様の認知症抱えたご家庭はどうしてるんだろうな……
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