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腐率低&懐古オタク仕様・なんでも専用。
インスタグラムアカウント奪還作戦・総評&反省会

情報:2024年7~8月時点で有効だった方法である。
(後にInstagramの仕様変更で役に立たなくなる可能性あり)

前提:基本閲覧目的用。ゲームスクショとオタクグッズ、らくがきしか載せてない。当然セルフィー(自撮り写真)など1枚も無い。フォロワーは若干あったがフォロー返しをしていない=交流ゼロで通報で助けて貰えるあてもない。典型的なジャパニーズ陰キャオタクアカウント。乗っ取りに二ヶ月気付かなかった。

乗っ取られレベル:パスワード・メールアドレス・二段階認証(認証アプリ)全て書き換えられて完全に乗っ取られた。ユーザーネームは変更されず、投稿内容を改竄されたり削除されたりもなかった。プロフィール写真(アイコン)だけ1度挿げ替えられた。

こんなInstagramアカウントを、乗っ取りから取り戻した記録。
幾つもの幸運が重なった結果ですが、今まさにインスタ垢乗っ取りと戦っている、戦い方が判らなくて途方に暮れている人が、検索で辿り着けるように残しておきます。


放置してたインスタアカウントが乗っ取られとるやん…(2024/07/14)
インスタ乗っ取られその後・1(2024/08/06)
Facebookから乗っ取られインスタアカウントに投稿出来た!!(2024/08/11)
セルフィー本人確認チャレンジ開始!(六連続敗北)(2024/08/11)
連携投稿機能で、普通に新規投稿出来るんだよなぁ…(2024/08/12)
続・セルフィー本人確認チャレンジ(2024/08/14)
インスタアカウント、取り戻しに成功!!!!!!(2024/08/14)
オレ達の戦いはまだ終わっていない…!?(2024/08/15)


友達いないんちゅのオタクがアカウントを取り戻す方法は、「インスタグラムヘルプセンターに自分のセルフィー(自撮り動画)を何度も送信して本人確認してもらう」以外にありません。


そして、ぐぐって上位に出てくる「インスタ垢乗っ取りから取り戻した!」という体験談記事の大部分は情報が古すぎます。定期的にインスタの仕様が変更されているため、自分が乗っ取りにあった時期から過去半年以内の情報以外は基本的に役に立たないと思った方がいいです。
(セルフィー送信システムが出来る以前は、直接具体的な状況を訴える事が出来る窓口「Instagramに報告」というのがあったらしいんですが、今は無いです…)

インスタグラムを乗っ取られた!アカウントを取り戻すまでのやり方と感じたこと。/変デジ研究所(2023年9月24日)
※2017/06/09 追記
Instagram側の仕様が変更されたため記事中に出てくる「Instagramに報告」が使えなくなっていました。
なので、現状では「ヘルプセンター」からひたすら報告をする以外に手段がありません。
こちらの「ログインとパスワード」>「不正アクセスされたInstagramアカウント」>「Instagramアカウントが不正アクセスされたと思われる場合」から報告ページに飛びます。


Instagramのサポートをリクエスト


この1番上「アカウントに不正アクセスされた」を選んで「次へ」に進むと、「ユーザーネーム」「登録電話番号またはメールアドレス」を入力する項目が開くので入力してください。(私はプラス長文で「乗っ取られてマジ困ってる、助けて」と入力しまくりました。効果の程はわかりません…)
「次へ」で進むと気まぐれに「インスタ内に貴方のセルフィー(自撮り)画像はありますか」「いいえ、自分の画像はありません」(※文章うろ覚え)の二択画面に進める事があります。というか、ほとんどの場合は「次へ」で進んでも最初の「不正アクセスされたInstagramアカウント」に戻ってきます。誠にクソです。

運よく「セルフィー画像の有無」質問画面が開いて、自分のアカウントに自分の画像がアップされている場合はここで「あります」を選んでセルフィーチャレンジです。自分を撮影して送信して結果を待ってください。本人確認されるまで、これを何度も繰り返します。
アカウントに自分の画像が無い場合は「いいえ」を選んで終了です。「不正アクセスされたInstagramアカウント」に戻ってきます。無限ループの始まりです。

他にインスタヘルプに連絡を取る手段はありません。クソです。
私はアカウントを取り戻すまでの間、このルートを毎日5~10回くらい試して「セルフィー画像の有無」質問画面にたった2回しか辿り着けませんでした。誠にもってクソです。


大体さぁ!?
オタクアカウントが自分のセルフィー(自撮り画像)なんて載せてる訳がないんだよなぁ!!!?(※コスプレアカウントを除く)


私がアカウントを取り戻せた勝利の鍵は

1)Fecebookアカウントも持っていた。
2)Metaアカウントセンターが出来た時に、FecebookとInstagramのアカウントを紐づけして管理・設定変更出来るようにしてあった。

3)(2)のお陰で、FecebookからInstagramアカウントへ「連携投稿」出来る状態であった。
4)乗っ取り犯がプロの組織的なヤツではなく素人の愉快犯だった。(※推測)


最重要ポイントは(2)です。過去の自分に感謝!
乗っ取られる前にMetaアカウントセンターに全部まとめて登録管理された状態にしてあったお陰で、(3)の連携投稿機能を使って、自撮り画像をFecebookから乗っ取られたInstagramアカウントに1枚投稿する事が出来、それを頼りにセルフィーチャレンジに挑めるようになったのです。(※Instagram同士では連携投稿は出来ません。)
乗っ取られてからアカウントセンターに紐づけ登録する事はおそらく不可能なので、事前に登録してあったという事が最重要ポイントになります。(これが「本人確認」の後押しに少なからず効果あるんじゃないかな…とも思います)
これがなかったら100%無理でした。私はただ運が良かった…

Metaアカウントセンターの「設定一元管理」は2023年から可能になりました。
実際にこの一ヶ月使っていてとても便利だったので、Instagramしか現在利用していない人も、Facebookアカウントを作ってMetaアカウントセンターに登録管理しておいても良いかもしれません。流行ってるしThreadsも使ってみようかな~、と考えている人など特にお勧めです。

後は地味に(4)の乗っ取り犯が多分プロの乗っ取り屋ではなかった…というのも運が良かったと思っています。先人の残した情報を探してぐぐった中で、ようやく本人確認出来たメールが届いてログイン、設定を変更し始めたら、乗っ取りがそれに気付いて秒単位で設定変更を先回りして上書き返してくる…みたいな恐ろしいパターンもあるらしいです。怖い。
私のアカウントを乗っ取った犯人は、乗っ取っただけでプロフィールを書き換えることも無く、新規投稿もせずアカウント削除するでも無く、私が外部から連携投稿で自撮り画像を1枚追加してもそれを削除する事もなかったお陰で何度もヘルプセンターにセルフィー動画を送信出来、無事本人確認を勝ち取れました。


乗っ取られInstagramアカウントに載せたセルフィーチャレンジ用の自撮り写真ですが「本人確認が出来ればよい」ので、素のままの姿でなくても大丈夫です。
昔使ってたコスプレ用の人外髪色のウィッグを被り、顔面の皺シミくすみをツルツルに修正加工した奇蹟の1枚!みたいなヤツを撮って載せましたがなんとか7回目のセルフィーチャレンジで通過しました。…いや、六連敗した時は「やっぱり変な髪色のズラはダメだったのか…」って頭抱えてましたが。顔面ツルツル加工については目を逸らしつつ。

「最悪アカウントを取り戻せなかった場合、連携投稿した自撮り写真を削除する手段は無い」という状況で、一見、私とは気付かない程度の変装画像にしておきたかった…というのと、いっそ変な髪色の方が「こんな頭のヤツそうそうおらんやろ、本人本人!」ってなるかな~…?っていう、作戦のつもりだったんですが。(これも効果があったかどうかは判らない)
コスプレイヤーさんの場合とか、本人である証明のために掲載しているコスプレキャラと同じ衣装メイクをして何度もセルフィーチャレンジした、…というブログも読みました。色んなキャラやってて全部同一人物のコスに見えない人程セルフィーチャレンジ通らなさそう。


私のセルフィーチャレンジですが、結局七回全部、アプリから送信しました。
ヘルプセンター経由では無限ループを食らい続けていつセルフィーを送れる設問に辿り着けるか判らなかったので、危険ではありましたが、乗っ取られアカウントとサブアカウントが切り替え可能状態になっているアプリからダイレクトに「サポートを依頼」でセルフィー送信項目に入りました。

アプリでアカウント切り替え可能状態に出来たのも、乗っ取られたアカウントを事前にMetaアカウントセンターで全部紐づけしてあったお陰です。
後から新規登録したサブアカウントをMetaアカウントセンターに追加紐づけしてからアプリでログインすると、乗っ取られたアカウントも一緒に紐づけされてくっついてくるので、(ログインは出来ませんが)アカウント切り替え項目で選択可能になります。
サブアカウントでログインしないと、乗っ取られたアカウントひとつだけの状態では「アカウント切り替え」という手段が使えない→「サポート依頼」を選択出来ない、という仕様です。

ただし、選択してログイン失敗すると「サポートを依頼」が出来る代わりに自動的に乗っ取り犯の登録メールアドレスにログインアラートが飛んでしまいます。おそらくアプリからの「サポートを依頼」は、乗っ取りではなく本人のうっかりによるパスワードど忘れ等によるログイン不能に対するフォローサポート用途ルートなんだと思います。


そして最も心配だったのは、連携機能が使えるのは私の方だけではないという点でした。
アプリで「アカウントを切り替えられる状態にした」という事は、乗っ取り犯からも乗っ取られたアカウントとサブアカウント、ふたつアカウントがあるのが見える状態だったはずです。実際に1回、身に覚えのない時間帯にサブアカウントに対してログインアラートが飛んできました。これはほぼ間違いなく乗っ取り犯からです。

「連携投稿機能」も、FecebookからInstagramへの投稿が可能なら、逆も可能な状態なんです。乗っ取り犯がInstagramにある連携投稿設定項目に気付けば、私のFacebookにどんな投稿でも出来てしまう状態だったんですよ……これが一番怖かったです。
幸運にも逆連携投稿をされる事もなくアカウントを取り戻せましたが、この点でも犯人はあまりInstagram機能知識がない素人だったのではないかと推測しています。


最後に、Fecebookから「Instagramアカウントが乗っ取られているので助けて欲しい」とサポートに訴える事に実際効果があったのかどうか。…ですが、これは正直な所判りません。

今回、最も参考になったブログで、
Instagramが乗っ取られて犯人が二段階認証を設定…苦労の末、アカウントを取り戻しました!- 雑魚のごった煮(2024年06月21日)
あるブログを発見。InstagramとFacebookを連携していた方がFacebookのヘルプセンターに要請してInstagramアカウントを取り戻せたそう!
…と書かれていたお陰で、使ってないFecebookアカウントの存在を思い出せたし、そのお陰でMetaアカウントセンターに両方のアカウント情報を紐づけしていた事に気付けたし、「連携投稿」が可能だという事を知れたので、「私もFecebookからサポートヘルプを出してみよう!」と思った事は結果的にプラスに働いたとは思います。なにがヒントになるか判らないね…!
なにより、Metaアカウントセンターで連携されている=両方のアカウントのユーザー本人からの訴えである、という確かな証拠を理由にして、Fecebookにヘルプサポートを送れたのは正直精神的安定を得られました。なにせInstagramは直接こちらから訴える窓口が無い…!

セルフィーチャレンジ二回目~六回目の惨敗も、二回目で失敗返信が返ってきた時点で一旦引いて、改めて七回目にあたる夜中のセルフィーチャレンジを送っておけば案外すんなりと本人確認が通った可能性もあるな…?という気もします。
全ては「後から振り返れば」の印象なので、実際はこの六連敗があったからこその七回目本人確認通過だったという可能性もあります。どちらのルートでも最終的にアカウントが取り戻せたのだから結果オーライだったんだ、と思う事にします。試行錯誤した一ケ月だった。


心配事がようやくひとつ減ったので、改めて庭の草むしりに集中出来ます。
今朝は暑くて早朝目は覚めたけど「……無理…」って二度寝してしまいましたが。(無理なものはムリ…!)

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コロナでアクティブオタクを続けていく事を半ば諦めかけていた所に、遂に家族の介護イベント発生。生き残りたい。
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