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腐率低&懐古オタク仕様・なんでも専用。
同人作家は外に向かって叫ばない。内に向かって叫ぶのだ。

◆ 己の妄想を形にせずにはいられないオタクと自己と他人の妄想を消費して楽しむオタクは背負う覚悟というか業が違いすぎる

を先に読んで頂けると嬉しいです。
上のエントリで勢いに任せて「最近腐女子とか大声で自称してる人達って読み専さん率が高いよね!作家はそんな事しないよね!」と言ってしまいましたが、作家は作家で元々業の深い生き物です。自分のテリトリー(=ホモ万歳!の自ジャンル自カップリング)の外に向かってわざわざ布教啓蒙活動を行おう、なんていう酔狂はめったにやりませんが、こと自分のテリトリーの中では猛烈に叫びます。何でもかんでもホモ!と叫ぶのではなく、自分の好きなカップリングに対して思いの丈を叫ぶのです。


…まぁ、作品を作るという行為自体が「叫び」なのですが。
あくまでこういう考え方もある…程度で聞き流してください。全てのホモジャンルがこうという訳でじゃないと思いますので。(多分)

同ジャンル同カップリングの中で、作家達は作品を作る事で競いあいます。
何を。愛を。


私が一番このカップリングを愛してる!理解している!!表現している!!!



………そんな感じです。
まぁ、それも自分のテリトリー内でやってる分には何も問題はないのですが、時折、「このカップリングの素晴らしさは世界共通!知れば皆トリコになること間違いなしだから私が知らせてあげなくちゃー!!」…と暴走してはた迷惑な妄想伝道師と化す事があります。
昔も今も、マイナー作品や始まったばかりで知名度の低い作品にはまった作家さんが「布教活動」と称してバリバリ本を作って活動をする事がありますが…


これも結局

私が一番この作品を、カップリングを愛しているからーー!!!

なんですよね。私がやらなきゃ誰がやる!?と思い込んでいるんですよね。勝手に。



何でもかんでもホモに変換して大声で叫ぶ人も、
自分の好きなカップリングを布教と称して洗脳する勢いでゴリ押ししてくる人も、
とりあえずどちらも深呼吸して「ホモ萌えってまだまだ貴方が思っているよりも受け入れられてない」って現実を思い出して欲しい、と思います。

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管理人プロフィール

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田舎在住、旧時代のオタク。
コロナでアクティブオタクを続けていく事を半ば諦めかけていた所に、遂に家族の介護イベント発生。生き残りたい。
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