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腐率低&懐古オタク仕様・なんでも専用。
『ゲゲゲの謎』ヒットに至る時系列

何年ぶりだろう、このカテゴリーでテキスト書くの。



気付いたら、『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』が大ヒットしていました。

てっきり「ゲゲゲの謎」が正式タイトルかと思っていたら、「鬼太郎誕生」の方がメインで「ゲゲゲ~」の方はサブタイトル的な扱いだったんですね。…と言ってしまうくらいには、実は当初あまり関心がなく、劇場まで観に行くかどうかも迷っていて12月に映画の日で最安料金になる日があるしそこで観れたら観るか~…くらいの気持ちだったのが、なんか知らん間に世間で「大ヒット」の扱いになってきてなんだなにがあった、と怖くなったのでとりあえず田舎の映画館に駆け込んで観てきました。特典第二弾のを貰いました。

いや~…まさかねぇ…「ゲゲゲの鬼太郎」映画がこんな事になるなんて、予想もしてなかったじゃないですか…。X(旧Twitter)で登場人物公開、原作にはいない知らん人間のオリジナルキャラクターばっかり紹介されて「鬼太郎…?」ってなったし、目玉のおやじがメタモル寄りで声帯が関俊彦で「…なんで…?(でもこのルックスから雅子の声が出てくる方がキツいのはわかる)」ってなったし。水木のデザインにも「なんだお前その目の傷と欠けた耳は」ってなったし。

ただ、今回「鬼太郎をふんわり~としか知らない、キッズの頃に触れて以降ご無沙汰なオタク&一般層」にバカウケしたのが本当にデカくて、むしろコテコテガチガチのしげるファン以外の層から火がつかないとこういうヒットには結びつかないんだなー、と。当たり前だ!

多分、しげるコンテンツで2度は体験出来ないオモシロ現象だと思ったので、あくまで自分の視界範疇で見た「ヒットまでの時系列」を書き残しておこうと思います。主にX(旧Twitter)上、主にオタク・同人活動やってるオタク界隈の観測記録です。
例の「応援団アプリ」は結局登録しなかったので、そちらやゲゲゲ忌等イベントで先行情報公開されたタイミングは全く把握出来ていません。ラフデザインの先行お披露目とかあったっぽいですね。


2021年03月07日
『まんが王国とっとり 生誕99年 水木しげる生誕祭』にて、生誕100周年記念4大プロジェクトのひとつとして、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」新作映画化が発表される。タイトルと、6期準拠である事と、ティザービジュアルが公開された。


2021年11月28日
『ゲゲゲ忌2021』アニメ特別上映会「ゲゲゲの鬼太郎」第6期スペシャルデーにて、ティザービジュアル第2弾が公開。「これは肉体があった頃の目玉おやじではないか…?」と、わかる一部のしげるファン層がザワつく。


2022年3月6日
『まんが王国とっとり 生誕100年 水木しげる生誕祭』にて、ティザービジュアル第3弾が公開。劇場公開日が「2023年秋頃」と発表。
おやじの全身初公開。背中合わせの人物=水木ではないか?とザワつく。(この時点ではまだ水木のキャラデザが固まっていなかったとの事)

※この時点で興味深かったのは、ティザーで煙草を吹かす人物を「成長した鬼太郎」と誤認する層がいた事ですね…。(原作ゲタ吉の存在も知らない)なので、しげるファン層の「おやじはこんなんじゃない(包帯ぐるぐる巻きのミイラ男こそが正統!)」という反応と、原作&アニメ設定を朧気にしか知らない層の「誰これイケメン!(タイプ!)」「もしかしてこれ、鬼太郎…?成長するの…?」という反応を両方見かける事が出来ました。
そしておそらく、後者寄りの層が結果的に分厚くなったお陰で公開後のヒットに結び付いたのではないか…と推測しています。

2022年11月20日
『ゲゲゲ忌2022』アニメ特別上映会「ゲゲゲの鬼太郎」第6期スペシャルデーにて、ティザービジュアル第4弾が公開。


2023年4月27日
公開時、結構ザワつかれた第5弾ティザービジュアル。

「こんな血まみれ、鬼太郎じゃない!!」という声と「血まみれかっこいい~☆」という声。後、ポスターに書かれたキャッチコピー「原点にして最恐 ―」の「原点」に反発する一部しげるファン層(映画はあくまで6期準拠であって、原点でもなんでもない。原作含む全ての鬼太郎シリーズの原点と誤解される!)の声が挙がった。

→これについては、後に撤回された模様。(キャラクターデザイン担当の方が広報に説明して「6期の過去である」という部分を強調するようになったそうな)2023年9月6日


予告編、最終版ポスター、声優情報が一挙解禁
鬼太郎、目玉おやじ、猫娘、かつての目玉おやじ、水木のキャラデザイン公開。

声優情報で挙げられる登場人物の名前の大部分が「龍賀…?知らん…誰…?」という状態で、キャラデザインより先に声優発表でよく判らない状況に。2023年9月30日~10月9日
X(旧Twitter)で、毎日1キャラずつキャラデザイン公開ポストが投稿された。
10月に入ってオリジナルキャラ・龍賀一族が一挙紹介され「誰…?知らん…」となる。ただ、この時点で既に「長田幻治」の認知・注目が観測される。(主に石田彰ファン層と胡散臭い糸目好き層から)

2023年10月10日
X(旧Twitter)で、かつての目玉おやじの設定追加投稿。
牙(犬歯)設定にざわめく層を観測。(「やだ釣られる萌える!」派と「おやじにそんな属性つけんな!」派でざわ…ざわ…)この9/6(予告編・設定正式公開)~10/10(キャラデザイン追加公開)の間に最初についたファン層が、「正解」を出される劇場公開前に妄想を好き勝手産んでしまえ!と精力的に二次創作を産むタイプのオタクだったのが、後のヒットの基礎固めになったのではと推測。(X/旧Twitter投稿だけならもう9月時点で存在していた)

【togetter】「ビジュアルだけで満点すぎるのに声が関俊彦さんとか」映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』に登場する「鬼太郎の父」が性癖にぶっ刺さってしまう人続出(2023年10月10日)

2023年10月20日
マクドナルド ハッピーセットで「水木しげるの妖怪ずかん」登場。この「妖怪ずかん」巻末の「ゲゲゲの謎」宣伝紹介ページに、かつての目玉おやじの名前として「ゲゲ郎」の記述(結果的にフライングとなった)があり、一部しげるファン層で「作者がつけてない名前を勝手につけるな!」と反発の声が出た。
結果的に、仮でも名前がある事によって推し活時に呼びやすくなった&二次創作がやりやすくなったのでそういう意味での効果は絶大であった…と思われます。

2023年11月3日
来場者特典第一弾の告知。


2023年11月17日
『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』公開。


2023年11月17日
劇場販売のパンフ、グッズが即日完売する所も。
(これは当初数を絞っていた可能性の方が高いと思われます)
※最初はネタバレを避けるため、オタク大好き「ふせったー」でネタバレ感想・考察が盛んにX(旧Twitter)にポストされ、それが口コミと共にRPで拡散されていきました。

「ゲ謎は因習村」と哭倉村を評するネットミーム発生。
【togetter】映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」がどスレート因習伝奇ホラーで容赦と救いのない破壊力のある衝撃作 PG12に納得する表現も (2023年11月17日)

特典第一弾の本編後IFゲゲ郎&鬼太郎、IF水木&鬼太郎の絵柄が弩級燃料となる。絵柄二種類のため、両方欲しいオタク達が初週から複数回鑑賞するのが観測される。


2023年11月19日
最初にX(旧Twitter)でトレンドに入ったのは「糸目の石田彰」

【togetter】『鬼太郎誕生ゲゲゲの謎』には糸目の石田彰が登場するので糸目の美形長髪CV石田彰成分が足りなくなった人にオススメです (2023年11月19日)

2023年11月21日
公式が本編映像3分公開。この辺から口コミが加速し始める。


各ニュースサイトが本編映像公開を一斉に取り上げる。
横溝映画的ミステリーホラーという内容にも触れた紹介が増える中、オリコンニュースが「糸目の石田彰」バズりを紹介。2023年11月21日
赤ブーブー通信社開催同人誌即売会「水木しげるオンリー【超怪★会議 2024】」(2024年5月5日)内「ゲゲゲの謎プチオンリー【いきのこり】」を急遽開催発表。
また、「鬼太郎シリーズオンリー【鬼奇怪会】」を2024年7月28日東京開催発表。
※既に「水木しげるオンリー」として開催告知済だった即売会内で更に別途「ゲゲゲの謎プチオンリー」を企画。突如沸いたゲ謎ブーム&告知に「ゲ謎」が入る事によって宣伝効果の大きさを狙ったものと思われます。

2023年11月23日
同人誌即売会で、突発「ゲゲゲの謎」ペーパーを作って頒布するサークル続出。

2023年11月23日
スタジオYOU開催同人誌即売会「鬼太郎オンリーイベント【百鬼怪異奇聞】」2024年2月12日開催告知。
※既に赤ブーブー通信社が「ゲゲゲの謎プチオンリー」開催発表直後、先手を取られた代わりに赤ブーの5月開催より前日程にねじ込んで来た形。今の所最速開催。

2023年11月24日
グッズ完売続出を受けて、東映オンラインストア受注販売受付開始。
サイト入場待機列が一時7000人を超える事態に。

【togetter】「私が10代のオタクなら一晩でサイト立ち上げてサーチエンジンに登録してた」グッズは即完売、話題の映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』に「入村」する人続出(2023年11月24日)
※ログは初動(11/19~11/24)時期のものが纏められています。初動時点で「糸目の石田彰」「因習村」「入村」がX(旧Twitter)の口コミに乗っていた事が確認できます。
この辺りで、今冬の同人ジャンル覇権は「ゲ謎」確定の空気に。そりゃ赤ブーもYOUもオンリー開催決定する。年末冬コミどのサークルスペースでゲ謎突発本が頒布されるか、そしてそれを求めて大混雑になるかが全く読めない久しぶりの「地獄のコミケ」になる事が確実となりました…。(最大手はキャラデザイン担当のサークルと噂されています※新刊確定。)

2023年11月26日
【togetter】映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』が公開一週間過ぎてなお「満席で見られない」の声 感想やゲ謎絵も激アツ(2023年11月26日)

2023年11月27日
パンフレット完売続出を受けて、東映オンラインストア受注販売受付開始。
表紙の色が二種類(内容は同じ)に。以降グッズと共に定期的に受付中。


「ゲゲゲの謎」二次創作同人誌最速発行の存在を観測。
※劇場公開前に執筆されたものなので、実際の本編と異なる世界観設定の可能性があります。の断り文付き。公開されたゲ謎キャラデザイン&設定と原作(墓場・6期・ゲタ吉など)から構築した内容。
※この辺りになると、あらゆるジャンルの二次創作作る側のオタクマン達がこぞってファンアートを描き、X(旧Twitter)に流すようになりました。意外と男性作家の作品も。

2023年11月28日
興行収入5.1億突破。(公開10日目)
【WEBザテレビジョン】<鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎>公開10日の興行収入5.1億円で国内興収ランキング4位に ヒットを記念して場面写真も公開(2023年11月28日)
11月24日~26日の3日間で動員は11万3599人、興行収入は1億6903万5950円を記録。前週の3日間(11月17日~19日)対比は動員が102%、興行収入が106%と、初週を上回り好調。11月17日~26日の10日間では、動員35万8091人、興行収入5億1087万2290円をあげ、国内映画動員ランキングで4位を獲得した。(興行通信社調べ)
2023年12月5日
興行収入8億突破。来場者特典第二弾告知。
【togetter】映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』口コミ効果で興行収入8億円を突破 来場者特典第2弾も配布決定へ(2023年12月6日)

※この辺りから、X(旧Twitter)上で見かける「ゲゲゲの謎」ファンアートにアニメ業界のクリエイター、商業漫画家、商業イラストレーターの描いたものが急増します。
ここまでプロクリエイターが無償(趣味ファンアート)で作品を描き、公開する事はなかなか稀ではないかと思われます。まず「ゲゲゲの謎」というコンテンツ自体に「自分でも何か描きたい」と思わせるパワーがあった点、「鬼太郎」というコンテンツがどの世代も一度は触れてきたタイトルであり、「水木しげる」が現在活躍するプロの誰から見てもレジェンド作家である点が、どの立場のクリエイターもいちファンとしてファンアートを描き、公開しやすかった…というのもあるのではないでしょうか。

2023年12月8日
来場者特典第二弾配布初日。
チネチッタなど都心劇場中心に、初日配布終了のお知らせが飛び交う事態に。(そしてメルカリ、ヤフオクなどに高額転売出品される)


2023年12月12日
赤ブーブー通信社、「好評を受けて」ゲゲゲの鬼太郎オンリーイベント追加開催発表。既に開催告知した7月東京開催では遅い、との判断ではないかと思われる。
・2024/3/17東京【鬼奇怪会 ぜろ】
・2024/7/15福岡【鬼奇怪会 ふくおか】

2023年12月12日
興行収入11.5億突破。本編冒頭映像追加公開。
【アニメ!アニメ!】映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」興収が11.5億円を突破!大ヒット御礼で本編冒頭映像が公開(2023年12月12日)


2023年12月18日
公式が龍賀一族人気を把握したのか、東映オンラインショップ受注生産で龍賀一族キャラのグッズ販売決定。また、ビジュアルブックの制作も決定。2023年12月19日
興行収入13億突破。
来場者特典第三弾告知。追加新規ポスター三種公開。
【MANTANWEB】鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎:興収13.8億円突破 97万人動員 第3弾来場者特典決定 鬼太郎の父、水木、鬼太郎のポスターも(2023年12月19日)


2023年12月22日
遂に「応援上映」開催決定。2023年12月23日
来場者特典第三弾配布初日。終日「ゲゲゲの謎」のみ満席になる劇場も出る。
二弾と同じく、初日早々配布終了する所続出。なぜか「前日」からメルカリ・ヤフオクに第三弾のカード出品も続出する。(結果的にネタバレに)


2023年12月25日
興行収入16億突破。114万人動員。
【MANTANWEB】鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎:興収16億円突破 114万人動員 初めて語られる“鬼太郎の父たちの物語”(2023年12月25日)
※これで、ウエンツ瑛士主演実写映画2作目『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』の14.5億を抜く。

コスプレ博実行委員会「水木しげる作品中心コスプレイベント【ゲゲ博】」2月25日開催告知。2023年12月26日
応援上映チケット販売、北海道以外のエリア瞬殺。
(北海道でも7割席が埋まってるのヤバイ。応援上映文化が完全に根付いている…)

2023年12月27日
【シネマトゥディ】『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』口コミ人気で動員115万人突破 感謝コメント&イラスト公開(2023年12月27日)

2024年1月7日
赤ブーブー通信社主催『COMIC CITY 大阪125』に境港観光協会が出店。完売続出の最大手壁サー状態となる。2024年1月10日
興行収入20億突破。累計145万人動員。
第四弾来場者特典の配布が決定。

【電撃オンライン】『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』累計動員145万人&興収20億を突破。第4弾来場者特典の配布が決定(2024年1月10日)第一弾~第三弾のイラストをリサイクルしたステッカーとはいえ、更に第四弾を出してくるとは思わなかったので、興行収入をもう一声積み上げたい…!という強い意志を感じました。

2024年1月13日
来場者特典第四弾配布初日。この辺りから初日で配布終了になる事はなくなってきたようです。(次の第五弾配布時に四弾のステッカーも貰えた劇場もあったようです)



2024年1月15日
興行収入22.3億突破。累計156万人動員。
まさかの応援上映2回目開催決定。全国規模大拡大。
【MANTANWEB】鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎:興収22.3億円 156万人動員 公開9週目も好調続く 初めて語られる“鬼太郎の父たちの物語”(2024年1月15日)


2024年1月23日
興行収入23.4億突破。累計164万人動員。
まさかの第5弾来場者特典の配布決定。
【MANTANWEB】鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎:興収23.4億円突破 164万人動員 第5弾来場者特典の配布決定(2024年1月23日)
遂にウエンツ鬼太郎(実写第一弾)の興行収入に並ぶ。
どうあっても「鬼太郎映画歴代最高興行収入」の看板を取りに行くという気概を感じる。遂に、受注生産ではない龍賀一族(一部人気キャラ)のグッズが登場。2024年1月25日
「第47回日本アカデミー賞」優秀アニメーション作品賞受賞。
(最優秀賞発表は3/8)
【MANTANWEB】第47回日本アカデミー賞:優秀アニメーション作品賞に「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」「君たちはどう生きるか」「窓ぎわのトットちゃん」「名探偵コナン 黒鉄の魚影」「BLUE GIANT」(2024年1月25日)2024年1月27日
来場者特典第五弾配布初日。


2024年1月31日
東映太秦映画村とのコラボイベント発表。
どうにかブームの熱を維持させて、いずれ販売される円盤もがっつり売りたいという思惑が見えます。大変頑張ってて偉い。2024年2月5日
まさかまさかの応援上映3回目開催決定。
平日バレンタインデー開催に「何かあるのでは…?」と一部でざわつく。

2024年2月6日
興行収入25.3億突破。累計177万人動員。
第6弾来場者特典(最終)の配布決定。
【MANTANWEB】鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎:興収25.3億円突破 177万人動員 “最後の御礼”第6弾来場者特典の配布決定(2024年2月6日)
遂に歴代鬼太郎映画興行収入1位の座に輝く。
ダメ押しの応援上映と最終特典でどこまで伸ばせるかが今後の注目点になるか。2024年2月10日
来場者特典第六弾配布初日。最終にふさわしい絵柄になりました。


2024年2月11日
ワンホビ38(ワンダーフェスティバル2024[冬]内)にて
ゲゲ郎&水木のねんどろいど発売決定。
このスピードで制作発売決定するのは異例中の異例で、許可が下りたのも今回特別且つこの2キャラのみで後は続かないと断言される。企画を通し切ったグッスマ凄い。↓ゲ謎ねんどろについて説明している公式動画。(59分頃)
・生ワンホビTV ~ワンフェスおつかれさまでした!会場動画で振り返る90分+α スペシャル 第3弾~(Youtube)


2024年2月19日
キャラクターデザイン担当・谷田部透湖(toco)氏が23年冬コミに発行した同人誌が、東映アニメーション公式監修、通販発売決定。

2024年2月20日
そろそろ各地で上映終了のお知らせが聞こえてくる中、
おそらく最後の応援上映、新宿バルト9で開催決定。
(鬼太郎の誕生日公式設定「2月30日」に最も近い日程で企画されたと思われます)

2024年2月22日
コラボカフェ開催決定。(まぁやるよね!)2024年2月26日
最後と思ったか?
応援上映はまだまだやるぜ!!「水木しげる102歳の誕生日に合わせての応援上映」でラストになるのではないか、との噂。

2024年3月3日
『まんが王国とっとり 生誕102年 水木しげる生誕祭』で色々発表。
・Blu-ray&DVD 11/17発売決定!

・Amazon Prime Video にて4/15から最速購入配信開始。
・4/29日から Amazon Prime Video 最速見放題配信開始。【ファミ通.com】映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』Blu-ray&DVDが11月17日発売。レンタルDVDは7月3日に先行リリース(2024年3月3日)
【MANTANWEB】鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎:アマプラで最速見放題配信 4月29日から 初めて語られる“鬼太郎の父たちの物語”(2024年3月3日)

生誕祭の京極夏彦トークで
「ミステリーとしては穴だらけ」「ホラーとしてはツッコミどころが多い」
「鬼太郎映画としては100点満点」「妖怪映画としては20点
「鬼太郎原作は時代と媒体によって設定が全く違う、面白ければOK」
「先生は読者が喜ぶならどんな形になっても構わないと言っていた」
…という発言があった、とX(旧Twitter)で話題騒然となる。
ゲ謎肯定派は「あの夏彦が100点と褒めるなんてべた褒めレベル!」「設定が違うのは鬼太郎のお家芸!」「こんなに大ヒットしたのだからゲ謎は先生もきっと喜んでくださってる!」と夏彦発言を解釈。
否定派は「あくまで鬼太郎 ”は” 時代や媒体で設定も内容も変わってきました、なので他の作品に関しては話が別」「生前の大先生はそうおっしゃっていたけども、それは実際に大先生が自分の目で見てからなので…」「駄目だった鬼太郎(※最新版ゲゲゲの鬼太郎)は封筒に×をつけて封印されて大全集にも収録されなかった」「面白ければOKだけど、面白くないのはダメ」「お前の面白い(面白くない)と思うものを信じろ、という意味だと受け取りました」…と、頑なな姿勢。

私個人は「夏彦も商業的に作品を作る側の立場の人なので、波風立てない&うまい事しか言わないよね」と思っています。なんせ一刻堂だからね…。一部ゲ謎肯定派が夏彦を錦の旗印にして「ゲ謎否定古参老害オタク全否定wさすが先生の一番弟子夏彦さんッスwww」って態度なのがイラッとしました。それはそれとして27億も稼いだのは本当に凄かったよね…30億越えるかもね…

2024年3月17日
赤ブーブー通信社主催同人誌即売会『HARU COMIC CITY 32』内、鬼太郎シリーズオンリー【鬼奇怪会 ぜろ】(※水木しげる作品全般ではない所に注意)参加サークル数が726件である事が確認された。スペース移動、完売情報が飛び交うSNS。怖。

2024年3月17日
同『HARU COMIC CITY 32』にて、境港観光協会が出店。
前回大阪の地の利を生かした出店からグレードアップ、持ち込み品数も大変な事に。
それでも当日最大手の評を欲しいままに長蛇の列形成となった模様。3/17(日)「HARU COMIC CITY 32」に境港観光協会が出店|PressWalker
東京の同人誌即売会出店へ 鬼太郎グッズや水産加工品販売 鳥取・境港観光協会(日本海新聞)


2024年2月に入るともう新規グッズ発売情報は当たり前になってきたので省略。
(香水とか…名刺入れとか…)
円盤発売日情報が出たのでとりあえず一旦まとめ終了。
後でちょっと画像とか追加しとく…

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劇場版鬼太郎(6期)と埋れ木悪魔くん続編新作の話

すっかりタイミングを逃してブログに書くのが今頃になりました。
というか、これをブログに書かなきゃ!みたいな気持ちすら全くなくて、つい今さっき「そういやブログに書き残しておいた方がいいのかこれ」って思い出した所です。

◆ゲゲゲの鬼太郎:アニメ第6期の劇場版「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」製作 鬼太郎の誕生の謎に迫る - MANTANWEB(2021年03月07日)

◆「悪魔くん」2代目が主人公の新作アニメ決定、「鬼太郎」6期の映画化も - コミックナタリー(2021年3月7日)

発表直後くらいの時はすごいワクワクしていたんですが、割と今は凪状態です。ゲゲゲ忌のトークショーは結局観なかったんですが、特に埋れ木続編新作の方で一部ファンが荒れたのはtwitterで遠巻きに見ました。「続編」なせいで、埋れ木真吾が「悪魔くん」ではなくなるのでは?という部分では「凄い嫌だな~!」って思いましたが、人外(人ではなくなる?不老?不死?30年経ってるのに子供の姿??)の可能性は「いいぞもっとやれ、メシアは一回死んで甦って人を超えてからが本番だ」派なのでそこはどうでもいいですかね…
むしろ、埋れ木だけ人から外れそうにない感じだったのが「よーしよしよしそうだそれでこそメシアだ…」って思ったので…。多分少数派だろうな、という自覚はあるのであまり外に向けては言えませんが。

悪魔くん新作アニメな~…

なんで「埋れ木の続編」で企画進めちゃったのかな~~???
続編なのに新しい「悪魔くん」とかやっちゃったのかな~~それも「2代目」とかいう立ち位置でな~~~?????
(メフィスト三世とかはもう…いいです…そもそも二世の時点で「…息子???(以下無限にハテナマークが並ぶ)」という立場なので…)(キャラクターとしては好きです)


っていうか、水木しげる生誕100周年プロジェクトでやるべきは、

貸本版・松下一郎の映像化(アニメとは断定しない)一択じゃないか~~???もしくは千年王国~~!!!


いや、マジな話で…。
今、夏彦脚本でめちゃくちゃ原作再現精度の高い舞台「河童の三平」公演中(~12/26まで)で大変好評ですけど、しげるの貸本時代の作品をがっつり読み込んで商業コンテンツレベルで再構築出来る人材もそろそろイイ歳になってきて、先伸ばしにすればするほど難易度が上がってくる上に、なんかこうデカイ「大義名分」みたいなものも必要な存在なんですよ。松下一郎(貸本版&千年王国)ってヤツは…。今回がそれだったはずなんですよ。
実際、千年王国ですら大阪万博の時代の話で、正直とても2022年にそのまんまやるのは商業的に無理(時代背景が古すぎて視聴者の何割がそれを共感出来理解出来るか、とかそういう話)なので、今回やらなかったらもう商業作品として拝む事は絶望的だと思っています。

今回の新作アニメ、二代目の名前が埋れ木「一郎」で、おそらく深夜帯放送、埋れ木続編といいつつ松下の内容をやるのでは?みたいな憶測も飛んでますけどそんな半端な事をするくらいなら正直やめてくれた方がよかった……(埋れ木一郎で貸本or千年王国をやります=松下一郎でやる事はありません、って意味でもあるので)という気持ちでいっぱいです。

松下が観たかった。
水木しげる生誕100周年プロジェクトで松下一郎が観たかったです。


…埋れ木一郎をやった後で「純度100%松下一郎の劇場版・貸本版悪魔くん(または千年王国)をやります!」って言いだしたら手のひらクルクルクルーッ!!!!ってしますね!

「劇場版・鬼太郎 対 悪魔くん」でもいい。観たいよぉ!!!




6期劇場版の方は…なんか、TVの方でイケメンおやじとかやった時点でもういいかな…という…気持ちなので…(あれ、やる前に水木プロに話通してなくて後から「そういうのやる前にちゃんと話通しておいてください」って釘指されたらしいですね。どこで読んだか忘れたけど)




【追記:2021/12/28】
わぁー!これは有り難い!!まだまだコロナ禍で観劇目的の遠征には二の足踏む状態だったんだよな…来年の夏なら…夏にはもう流石に大分落ち着いてきてくれてると信じたい。

そしてシャンペイが好評であればある程、悪魔くんで「なんでこうなった…」ってなるんだな……キツいな…いや鬼太郎映画もまだどうなるか判んないし……(シャンペイはこのままガンガン企画色々通して知名度上げてってください。今までが不遇&手つかずすぎたんですよ)

拍手

しげる生誕100周年記念企画発表!

びっくりした。
生きてるとこんな事もあるんですね。

『悪魔くん』約30年ぶり新作で再アニメ化 水木しげるさん“生誕100周年記念”企画
『ゲゲゲの鬼太郎』などで知られる漫画家・水木しげるさんの代表作『悪魔くん』が、新作としてアニメ化されることが7日、オンラインで行われた『生誕99年 水木しげる生誕祭』にて発表された。1990年3月まで放送されたテレビアニメ版以来、30年以上の時を経て再びアニメ化される。
あす8日に生誕99年、来年生誕100年、再来年生誕101年となり、この3年間を「生誕100周年事業期間」4大プロジェクトとして、2018年から20年まで放送されたアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』第6期の新作映画化など、さまざまな企画を展開することもあわせて発表された。
………へぇー……


twitterをうろうろして情報を集めてみたところ、どうもゲゲゲ忌で「おもらし厳禁ここだけの話」として、6期映画企画が出ている、という話は公開されていたらしいですね。唯一「劇場版」の無い鬼太郎なのか…ってここのブログでも言った記憶があるので、これは本当によかったですね!


しかし、誰だお前感がすごいなこの真ん中…
なにもかもが判らなさすぎる。まず年齢から問いたい。

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気付けばもう6期放送が終わる…

そういえば、5期の時は結構ブログ書いてたけど、6期は1度も書かないまま終わりそうだな…とついさっき気付きました。ゲゲゲの鬼太郎アニメの話です。

ヒューゥかっこいいー

正直、5期が打ち切りで終わった時は「6期は無いかもしれない」と思ってたんですが、こうして無事というか一応ほぼ10年周期で6期が制作されてよかったな、と思います。ほんのりと「しげる先生が亡くなってしまっても鬼太郎コンテンツを作り続ける事が出来るか」の試金石企画だったんじゃないか…という予感もなくはないです。シリーズ構成とか割とチャレンジングでしたし。
……ただ、結局、5期の続きにはならなかったのかー(難しいとは思ってはいましたが)、というのと、ねこ娘が驚きのモデル体型美人!とか話題性はあったんですが、アニメとしての作りが割と、普通、…普通だったので特に取り上げる機会もなかったかな、という感想です。
全体通してあんまり妖怪妖怪してなかったな、と。
「人間怖い」の方が強かったというか。


…あっもしかして唯一劇場版が作られない鬼太郎になるのか!?


今回の6期、先に言った「試金石」的な立ち位置だった(と思う)のですが、実績は残せたのかな。2年目放送したんだから1度は延長がかかった=まぁまぁよかったコンテンツだよ、という判断だと思うんですが結果を残せていないと次の10年後に7期の企画が立たなくなってしまうよ、という。5期がねー…視聴率はよかったけど関連商品の売上がゴニョゴニョで打ち切られたという前歴があるからねー…その辺6期は色々仕掛けていたから大丈夫だったと思うんだけど。(あのスライムゲゲゲハウス、売れたんだろうか…)

頑張って生きて、テレビを観るのに困らない生活環境を維持したお金があれば、人生あと4期分くらいは観られるチャンスはあるはずなので、無事大台に乗った10期が観たいですね。

その頃には「妖怪」はどうなっているかな。



「ゲゲゲの鬼太郎」アニメ&ゲームWプロデューサー対談【前編】“2010年代の『鬼太郎』は第6期とゲーム『ゆるゲゲ』の両翼” | WebNewtype
岩原 弊社は中小企業なので、良くも悪くも一つのタイトルに熱量を込めて作ることが多いんですね。なので、プランナーはせっかく『鬼太郎』をやるならと、原作を全て読み、さらにアニメも第1期から全部見ていたんですよ。そもそも元となる『ゆるゲゲ』はLINEスタンプくらいしか素材がなかったので、ゲームの中ではもっと多くのキャラクターを作らなきゃいけなかったんです。
ゆるゲゲ、偉いなぁ……

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部屋の片付けしていて発掘した

ささやかなお宝?かも??

戸田ぽちぶくろ

同人誌の間に挟まってた。(笑)
袋に地元銀行の名前がプリントされていたので、当時無料配布されてたものと推測。

白い方が2枚しかないので、多分当時1枚使っちゃった…のかな?

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