そうじゃない人もいるかもしれませんが。
■「同人誌が欲しい人に行き渡らない現状をどうにかするべきでは」について
■「同人誌が欲しい人に行き渡らない現状をどうにかするべきでは」について:追記
以前のエントリの続きのような追追記みたいな。
先日無事?夏コミも終わった訳ですが、その打ち上げの席で上のエントリについて話題になったのですよ。カタログでモローさんがネタにしていた事もあって、大元のエントリは知らなくてもカタログで皆知ってる状態でした。
その場は全員女の子で女性向け、比較的マイナージャンルの集まりだったので、上エントリとはかなり状況も感覚も異なりますが、その際、発端になった「朝イチに行ったのに本が買えなかった」というのはその人が確かに気の毒だ。サークルは何とかしてあげるべき」という意見も出てきたんですよね。
まぁ、確かにね。買えなかったのは気の毒だと普通の感覚の人なら誰もが思うとは思いますよ。
既に大元のはてなダイアリーが削除されてしまっているので(…)詳細は覚えていないのですが、一般で並んで1番最初の入場枠で入れたのに開場40分後にサークルに行ってみたら完売してた…だったかな。違うかったらすみません。
私が最初に読んで感じたのは「そんなに欲しいなら40分後とか言わずに10秒以内に行けよ!」だったし、打ち上げの席でもほとんどの人の意見も同じでした。買えなかった人よりも、買えた人の情熱と行動力が勝っていた、それだけの事だよねー、みたいな。
で、話は更に深くなってきて
1)一般入場開始前にサークル参加で先に入場している人達が既に列を作って並ぶのはズルイんじゃないのか?という話になり…
2)コピーや超限定本で、サークル参加者の身内だけで一般入場前に売買してしまって完売してしまうのはズルイんじゃないのか?という話になり…
1)に関してはズルイと思いますよ。
多分誰に聞いてもズルイと言うと思います。ただアレ、並ばさずに放置しておくと周囲のスペースの邪魔になるんですよね…通行の妨げにもなるし。必要悪とは判っていても、並ばさざるを得ない、そんな感じかなと。
2)はコレねぇ…
一番個々の反応が違っていて面白かったです。女性向けのオンリーイベントなんかでよく起こるんですよね。一般入場前に完売する現象。サークル参加は一般が入ると買い物出来にくくなる(オンリーだと1人参加のサークルが結構多いのです)ので、一般入場前に、サークル参加者の買い物タイムを設定しているイベントなんかがあるんですよね。わざわざ設定していなくても、開場前にサークル同士で本の売買や交換をしあう光景は極当たり前だったりします。
きっと、オンリーイベントでなくても、シティやコミケでも割と行われている光景じゃないかなー。サークル同士の朝の挨拶兼ねた新刊交換なんて、普通ですよね。
これが、オフセットとかでそれなりの部数を作っている本ならともかく、極小部数の本だったりすると、挨拶兼ねた売買&交換だけでほとんど無くなってしまって残りヒト桁数です!な状態になったりする事もあります。酷いと本当に無くなったり。
申し訳ないんですが、そもそもそんなに売れると思っていないので、身内に配って残った分を机に並べておこうかな~、なノリで作っている本も存在するのです。
それが、フェアじゃないと。
サークル内の売買&交換で完売するような数を作るのはおかしい、それだけの数しか作れないなら最初から一般参加者も手に入れられるみたいな告知をするのは何故?告知をするなら一般参加者の分も作って用意しないとズルイ、というんですね。
まぁ、告知していて完売は確かにちょっとなー、と思いますが。
そもそもそんなに需要があると思わずに作っているからなー、欲しいと思ってくれてありがとう、でもゴメン、としかもう言いようがないのが本音というか。
2)に関しての反応がサークル(またはサークル参加経験者)と一般(買い専&読み専)でパキッとふたつに割れたのが凄かった。
巧くオブラートに包めなくて申し訳ないんだけど、サークル(=同人作家)側の気持ちとしては、同じように同人活動をしている作家の友達・仲間・知り合い、の方を優先してしまう部分はあるんですよね。
ちなみにここで言う作家の友達・仲間・知り合いは、面識や交流が既にある相手の事であって、サークル参加で先入場している見ず知らずの人の事ではありませんよ。(1)の行列は一般参加者より下位の存在とみなします。個人的に。例え先に入場してても一般開場してから並べ。
勿論過酷な環境を乗り越え(特にコミケ)自分のスペースまで来てくれて、お金を出してまでして自分=素人の作った同人誌を買ってくれる一般参加者の人達も有難いし、嬉しいし、大切な存在だと思います。
でも、やっぱりサークル同士作家同士のつき合いというか、交流の方が楽しみでわざわざイベントにスペース取って参加している部分もあるんです。
ネット上でいう所の「管理人とROM、管理人と管理人では交流密度が違う」のと似た感覚かなと。常連になってくれてコメントや感想も頻繁に送ってくれるROMさんとは徐々に交流も深くなるけど、管理人同士の交流だとそもそもスタート地点も内容も密度も違うから、いきなり超親密になったりするんだよね、みたいな。いや、勿論日参してくれるような熱心なROMさんの存在は有難いし嬉しいんですよ。更新する気力の源になるんですよ。でもね、みたいな。
本音と建前全開で気分悪くなりそうですが、
サークル(同人作家)と一般(買い専&読み専)は同等でも同列でもない、という所から考え方をスタートさせないと駄目なのかなー、と猛暑の東京の空の下、朦朧と考えたりしたのでした。
超書き逃げ。
■「同人誌が欲しい人に行き渡らない現状をどうにかするべきでは」について
■「同人誌が欲しい人に行き渡らない現状をどうにかするべきでは」について:追記
以前のエントリの続きのような追追記みたいな。
先日無事?夏コミも終わった訳ですが、その打ち上げの席で上のエントリについて話題になったのですよ。カタログでモローさんがネタにしていた事もあって、大元のエントリは知らなくてもカタログで皆知ってる状態でした。
その場は全員女の子で女性向け、比較的マイナージャンルの集まりだったので、上エントリとはかなり状況も感覚も異なりますが、その際、発端になった「朝イチに行ったのに本が買えなかった」というのはその人が確かに気の毒だ。サークルは何とかしてあげるべき」という意見も出てきたんですよね。
まぁ、確かにね。買えなかったのは気の毒だと普通の感覚の人なら誰もが思うとは思いますよ。
既に大元のはてなダイアリーが削除されてしまっているので(…)詳細は覚えていないのですが、一般で並んで1番最初の入場枠で入れたのに開場40分後にサークルに行ってみたら完売してた…だったかな。違うかったらすみません。
私が最初に読んで感じたのは「そんなに欲しいなら40分後とか言わずに10秒以内に行けよ!」だったし、打ち上げの席でもほとんどの人の意見も同じでした。買えなかった人よりも、買えた人の情熱と行動力が勝っていた、それだけの事だよねー、みたいな。
で、話は更に深くなってきて
1)一般入場開始前にサークル参加で先に入場している人達が既に列を作って並ぶのはズルイんじゃないのか?という話になり…
2)コピーや超限定本で、サークル参加者の身内だけで一般入場前に売買してしまって完売してしまうのはズルイんじゃないのか?という話になり…
1)に関してはズルイと思いますよ。
多分誰に聞いてもズルイと言うと思います。ただアレ、並ばさずに放置しておくと周囲のスペースの邪魔になるんですよね…通行の妨げにもなるし。必要悪とは判っていても、並ばさざるを得ない、そんな感じかなと。
2)はコレねぇ…
一番個々の反応が違っていて面白かったです。女性向けのオンリーイベントなんかでよく起こるんですよね。一般入場前に完売する現象。サークル参加は一般が入ると買い物出来にくくなる(オンリーだと1人参加のサークルが結構多いのです)ので、一般入場前に、サークル参加者の買い物タイムを設定しているイベントなんかがあるんですよね。わざわざ設定していなくても、開場前にサークル同士で本の売買や交換をしあう光景は極当たり前だったりします。
きっと、オンリーイベントでなくても、シティやコミケでも割と行われている光景じゃないかなー。サークル同士の朝の挨拶兼ねた新刊交換なんて、普通ですよね。
これが、オフセットとかでそれなりの部数を作っている本ならともかく、極小部数の本だったりすると、挨拶兼ねた売買&交換だけでほとんど無くなってしまって残りヒト桁数です!な状態になったりする事もあります。酷いと本当に無くなったり。
申し訳ないんですが、そもそもそんなに売れると思っていないので、身内に配って残った分を机に並べておこうかな~、なノリで作っている本も存在するのです。
それが、フェアじゃないと。
サークル内の売買&交換で完売するような数を作るのはおかしい、それだけの数しか作れないなら最初から一般参加者も手に入れられるみたいな告知をするのは何故?告知をするなら一般参加者の分も作って用意しないとズルイ、というんですね。
まぁ、告知していて完売は確かにちょっとなー、と思いますが。
そもそもそんなに需要があると思わずに作っているからなー、欲しいと思ってくれてありがとう、でもゴメン、としかもう言いようがないのが本音というか。
2)に関しての反応がサークル(またはサークル参加経験者)と一般(買い専&読み専)でパキッとふたつに割れたのが凄かった。
巧くオブラートに包めなくて申し訳ないんだけど、サークル(=同人作家)側の気持ちとしては、同じように同人活動をしている作家の友達・仲間・知り合い、の方を優先してしまう部分はあるんですよね。
ちなみにここで言う作家の友達・仲間・知り合いは、面識や交流が既にある相手の事であって、サークル参加で先入場している見ず知らずの人の事ではありませんよ。(1)の行列は一般参加者より下位の存在とみなします。個人的に。例え先に入場してても一般開場してから並べ。
勿論過酷な環境を乗り越え(特にコミケ)自分のスペースまで来てくれて、お金を出してまでして自分=素人の作った同人誌を買ってくれる一般参加者の人達も有難いし、嬉しいし、大切な存在だと思います。
でも、やっぱりサークル同士作家同士のつき合いというか、交流の方が楽しみでわざわざイベントにスペース取って参加している部分もあるんです。
ネット上でいう所の「管理人とROM、管理人と管理人では交流密度が違う」のと似た感覚かなと。常連になってくれてコメントや感想も頻繁に送ってくれるROMさんとは徐々に交流も深くなるけど、管理人同士の交流だとそもそもスタート地点も内容も密度も違うから、いきなり超親密になったりするんだよね、みたいな。いや、勿論日参してくれるような熱心なROMさんの存在は有難いし嬉しいんですよ。更新する気力の源になるんですよ。でもね、みたいな。
本音と建前全開で気分悪くなりそうですが、
サークル(同人作家)と一般(買い専&読み専)は同等でも同列でもない、という所から考え方をスタートさせないと駄目なのかなー、と猛暑の東京の空の下、朦朧と考えたりしたのでした。
超書き逃げ。
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