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腐率低&懐古オタク仕様・なんでも専用。
人間は、そんな綺麗に簡単には死ねない

死んだ後にも色々な事が残りすぎてて、それ全部片付けないと世間的にちゃんと「死んだ」事にならないんですね。そういうのやってくれる人がいないと本当に大変だな…自分にはそういう人がいないんだよな…と思いました。まぁ、自分自身は死んでしまった後なので、もう何をどうされても何も出来ないんですが。


元同居人は、無事?に骨になって帰宅しました。
応接間にいます。ボロ屋の方に置いておく訳にもいかないので。

仏壇もないので、灰皿に無理矢理線香置いて火をつけて拝んだりしました。その時に母と少し話をしたのですが、ボロ屋(実家)はもうどうしようもないので、早急に財産相続権放棄をしてしまおうという事になったそうです。潰すにもリフォームするにもお金が掛かりすぎるし、何よりも元同居人が遺した8桁の借金から無関係になるのに他に選択肢もないし、みたいな状況です。8桁かよ。

骨は実家で墓はあるので、そこに追加で納めます。
行き場の心配だけは無かったのでよかったです。
この辺はむしろ私達(父母含むので)の骨はどうしようかな、まだお墓も買ってないし…という感じなので割と真剣な話、検討に入った方がいいかもしれないと思います。


なんか、最後の方…母が夜中に歩いてボロ屋に通っていた時期辺り、本当に洒落にならないレベルで父母の間が険悪になってしまっていて(元同居人、母側の血筋関係なので)、夜中様子を見にいく時父に「見に行くならもう戻ってくるな!鍵かけて入れてやらんぞ!!」とまで怒鳴られたそうです。(そうです、ってお前聞こえてなかったのかよ…という感じなんですが怒鳴ってたのは判ってたんですが何言ってるのかまでははっきり聞き取れてなかったので)

まぁね…元同居人の借金肩代わりから最後の面倒を見る所まで、必要経費、…お金を出したのは正味父なので。そんな相手に使う予定じゃなかったお金ですし。そんなもんに消えていくのは正直本当に嫌だったんでしょう。多分、人としても相性悪かったであろう相手ですし。


家の家族関係ギリギリまで削り取って死んで行った元同居人ですが、弱って家に運び込まれた時全く顔を見なかったので私の中での記憶は、私が中学生くらいの頃に見たまだはつらつとピチピチとして力仕事をやって稼いでは遊び呆けて使い果たして、また力仕事に行く…みたいな、まぁそれでも働き盛りでピチピチしたおっさんだったので全然いい人っぽい感じの、そういう姿しか残ってないです。


そういう人が、金回りが悪くなって、それでも金遣いを改善出来なくて、誰も身の回りの世話も生活のやりくりもしてくれなくなって、体力も落ちて今まで通りの仕事も出来なくなると、最後はこうなるんだな……


ごくありふれた、破滅型ですね。
巻き込まれた私の家はたまったものではありませんでした。


問題は、ここまで酷くはない(と思いたい)ですが、似た様なレベルの同年代&独り身の親戚がもうひとり残ってるんですよね…そっちは父方なんですが、もし、次はこっちの最後の面倒を見る、みたいな事になった時今度は父は母になんと言うんでしょう。そして母は父になんというんでしょう。というか、面倒を見ることに賛成するんでしょうか。多分、自分側の面倒をなんだかんだで最後まで見てくれた父なので、賛成はするとは思いますが。

その上で、父母本人達の事もあるんですよね。


残り20日で2018年ですが、もう自分の家の中が来年どうなっているかも判らなくなってきました。

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