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腐率低&懐古オタク仕様・なんでも専用。
一般人にとってアニメって宮崎かディズニーだよね

それ以外の作品はほとんど知らない、みたいな。

いやドラえもんとかちびまるこちゃんとかアンパンマンとかハム太郎とかは知ってるかな?いやでも、そこら辺はパパママ限定作品っぽいな⋯自分の子供(就学前)が好きだから一緒に観ててそれなりに内容とかキャラクターとか知ってる〜なノリは「知っている」とはちょっとカテゴリーが違うと思う。
今なら◯◯キング系とかラブベリとかのカードゲーム達の類いに近いかもしれない。

で、当然のように『ラピュタ』金曜ロードショーを観ているんですが。
父母、オタク娘を持つ身として年齢の割にアニメ大好き一般人です。漫画も好き。娘が小学生の頃、せっせと漫画雑誌を買って帰ってきたのは父だった。当時の連載作品に関しての知識は正直負ける。

しかし、そんな父母でも宮崎アニメ各作品のキャラデザインは「皆同じ」に見えるらしい。そして金曜ロードショーで放送される度に「宮崎ハヤオはどの作品も皆同じ顔のキャラが出てくるなぁ」と、つまんなそうに言うんですよ。それを傍で聞いていると「えーちゃんと違う姿にデザインされてるのにわかんないのかなぁ」と思ってしまうのですね。これがオタクと一般人の違いなんですかね。


というか、そこで思うんですが。
同じカントクが同じ制作スタジオ、スタッフで作っていて絵(キャラの顔)が同じ事はむしろ当然の事と考えるべきではないですかね。父母以外の人の口からも「宮崎アニメってどれも皆顔が同じ」と批判材料のニュアンスで何度か聞いた事があるので余計に引っ掛かるのかもしれません。

今夜はつい聞き返してしまいました。
「同じ監督が同じアニメスタジオで作っているんだから同じような絵で当然じゃないか」と。

すると
「そんな事はない。作品を作る度に絵を変えたらいいじゃないか」と返されました。
なまじウチの父母は漫画とアニメは違う、同じ宮崎アニメでも絵を描く人は毎回違う事を知っているだけにギョッとしました。別の人がキャラクターデザインをしているのに基本ラインは同じような絵柄でデザインしてるから、どの作品も似たような印象になってどれがどの作品だったか記憶がごっちゃになってしまう、との事。⋯なるほど。

でもあれだ。
「宮崎アニメの絵はこういう絵」というのもひとつのブランド、安心感。
それが支持されて今の地位があるんだから、無闇に変えるのは良くないよね〜という話に落ち着きました。それから「違う絵柄の作品が観たかったら、宮崎アニメ以外の作品を観たらいいじゃない」と言ってみました。(笑)
そうだよねぇ、アニメオタクは色んな作品を山程観て、その中から「これは好き、これは嫌い」と選択しているけれど一般の人って既にそこそこ知名度のある作品=凄い少ない数しか観ていないから、その中で「同じような絵」とか言っちゃうんだな⋯。

萌え絵アニメばっかりも駄目、宮崎アニメばっかりも駄目。
色んなアニメを観ないと本当の善し悪しって判らないですよ!なんちて。


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ネット時代って本当に凄いよねぇ

昔だったら絶対に表で出てこなかった、アニメ製作側の事情や心情。
それが勢い余って大炎上。

森田宏幸監督「アニメーション版『ぼくらの』の監督は原作が嫌いです」


私はこの作品、原作漫画未読ですしアニメも観られない環境なので、内容には一切触れられないのですが面白い現象だなぁと感じました。
森田監督は立場ある人にもかかわらず雄弁すぎた(…)とは思いますが、結構同じ状況でお仕事されているアニメ監督さんもいたのではないかなと。何て言うか仕事と嗜好は別というか、好きじゃない作品に関わる事の方が実際多いんじゃないでしょうかね。「好きじゃない」というと語弊があるならば「興味ない」作品。

でも、お仕事だからーという事情で、ただこなす。
個人的には「良いものを作ろう」という意志があれば、それでもいいと思います。で、実際に良いものが出来ているかどうかの判断は誰がするんだろう?という話になる訳ですが、ファンがするのは確かですが、ファンだけが評価するものでもないという所が商業作品なんだよなぁ、と思うのです。


難しい問題ですね。
他人事状態でブログを見て、ぶっちゃけすぎてて面白いとは感じました。(笑)

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逆に虎の威を借る狐とも言いたくない

自分が年寄りなので老害と言いたくない からの流れです。
先に上記エントリを読んで頂けると嬉しいです。(読みにくい文章ですが)

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【自分が年寄りなので老害と言いたくない】 でしょっぱい気持ちになった「紙媒体考察系同人作家」さんのサイト。他にもしょっぱい愚痴を絞っていました。

当時自分と同じ作品(ジャンル)の同人誌を作っていたサークルさんとその発行物を「紹介」と称して表紙画像掲載・コメントという名の批評をしたいたのですよ。(許可済か無許可かは不明。そういう意味でもしょっぱい)
ほとんどは褒め言葉なのに、1サークルにだけ微妙なコメント。
おそらくそのジャンルの最大規模だった考察系会員制サークルさんなんですが、ビックリするくらいの豪華な作家陣に原作関係者の寄稿がウリと当時の私は認識していました。多分その認識は間違っていないと思います。
当時、その商業作品はマニアの間での支持は高かったのですが、商業ベースでの「設定資料・データベース掲載本」はなかなか発売されませんでした。そういう意味で、制作スタッフが多数参加して制作されるそのサークルの本は制作の裏側が垣間見える、本当に有り難い存在でした。
それに対する皮肉コメントが、何か、こう…言いたい気持ちも判るけどさぁ…みたいな。

確かに、制作スタッフがテキスト参加したり、実際に使用した脚本や絵コンテ、デザインラフ画が掲載されたり、作画監督執筆の漫画が掲載されていたら、ファンは群がりますよ。当然ですよ。
そして、同作品の同人活動をしている身としてそれを羨む気持ちは判ります。太刀打ち出来ない苦々しい感情が渦巻くのも判ります。でも、今頃そんな事をネットで告白するのもどうなんでしょう。幾ら自分のサイトだからといって…
そのサークルさん達が「スタッフと懇意になり執筆依頼を受けて貰えた」のは、遠方から制作スタジオに通ったり文通で意見を交換したりしてスタッフに作品に対する愛情と熱意が伝わったからでしょう。それに対して「自分は自分」でポリシーを貫いて活動してきたのでしょうに。その結果が誘い受と愚痴だとしたら、それは流石に切なすぎると思います。

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と、言ってですねー

逆に制作スタッフから原画や資料を提供して貰って、むしろ中身のほとんどが原画&資料を載せてるだけの状態の同人誌を作っておいて「オレのやってるジャンルでオレの所の本以上に売れてるサークルなんて無い」とか言っちゃうのもどうかと思ったりするんですよ。
制作スタッフに許可を貰って資料を提供される、というのは凄い行動力だし、昨今版権所有者をないがしろにした同人活動が多い中、潔癖且つ誠実な活動だと思います。その行動力には敬意を表したいと心から思います。

でも、正直な所、その同人誌が売れるのって、商業ベースでなかなか見られない原画や資料が掲載されているからであって、本を編集・発行した人の力ではないですよね。いや、それまでの行動力は素晴らしいですよ?印刷費だってバカにならないし。


立て続けにしょっぱいサークルを見てしまったな、というか。

そもそも「原作の原画・資料が掲載された考察系同人誌」と
「いち素人が描いた二次創作漫画同人誌」を一緒に考えてはいけませんよ、と思ってしまった訳です。

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自分が年寄りなので老害と言いたくない

「昔はよかった」「昔はこんなじゃなかった」

よく聞くフレーズですが、賛同する事もあれば「そんなにイヤならやめれば?」と思う事もある訳で。

事に趣味の世界。…オタク業界では、随分と前から世代のギャップというか、ズレが生じています。いや、別にオタク業界だけの事ではないんですが。むしろ全世界的に蔓延しています、世代の差。(色んな意味で)

しかし「売れ専ジャンルの二次創作で、オタ受けしそうな萌えやエロやホモをウリにした同人誌作りまくって書店販売で荒稼ぎしやがって」みたいな、そんな愚痴を聞く事すら、最近は少なくなってきました。
10年くらい前ならもっと耳にしたんですけどね。きっと、今はそんな愚痴をこぼす人すら絶滅寸前なのでしょうね。ほとんどの同人誌関連のオタク達(作家も買い専も転売ゴロも)は「そんな事いっても今は流行を皆で追いかけて盛り上がって楽しむのが主流じゃーん」なんでしょううね。いや確かにそのとおり。


確かに「愛情を注ぐ」というよりも「ただ消費(浪費の域に達している事もあります)する」ような同人活動や盛り上がり方は、オタクとして、作品に対して失礼な行為だと思います。
ただ、他人様の「作品の愛し方」「楽しみ方」を完全否定、非難する様な行為は慎むべきだと思います。難しいですけどね。「流行を渡り歩く」と言うと聞こえは悪いですが「熱しやすく冷めやすい」事が、そこまで非難される行為だとは個人的には思えませんし。
「人気ジャンル・キャラばかり好きになる」。いいじゃないですか、世間一般に男前&美人&可愛いと評されるタイプにしか興味ない、みたいなモンでしょうつまり。


あ、何か話が逸れた。


少数派の立場に居る人は、どうしても多数派を非難しがちです。偏見ですか。いやでもやっぱり平均して見るとそうだと思いますよ。仮想敵国を作って「自分が少数派なのはあいつらのせいだ、あいつらなんて○○で××のくせに!」みたいなね、怨念か憎悪かみたいなオーラを感じます。

っていうか、さっき感じちゃったのでこんな記事書いているんですが…



少し昔話になります。

同人誌が今みたいに秋葉原の同人誌専門書店やアニメイトで当たり前に売られていなかった時代。即売会もまだ赤ブーブー&スタジオYOUがなく、コミケと地方の有志主催の手作り感溢れるものしかなかった時代、同人誌は「ファンジン」とも呼ばれていました。「ファンマガジン」の略です。
一次創作(オリジナル)も含む「同人誌」よりも狭義解釈で用いられる「ファンジン」は「商業作品のファンが集まって作る本(パロディ本含む)」の意味合いを持ち、ほとんどの本はファンクラブ・会員制で運営されていました。
内容も、その商業作品についての考察、データが中心で、合間に模写のイラストや会員の描いた二次創作漫画が掲載されている構成で。あくまで「考察」がメインで、本の中でファン達があーでもない、こーでもない、と自分の好きな作品について激論を交わしている、そんな本の方が多かったんですね。同人誌一冊、丸々二次創作(パロディ)漫画の本というのはむしろ珍しかったと思います。仮にそうでも、一冊の中に様々なジャンル、カップリング、作家が詰まったごった煮本で、1人の作家がひとつのジャンル、ひとつのカップリングで作ったパロディ同人誌なんてもっと珍しい物でした。(無かった、とは言いませんが)

それが、いつしか比率は逆転。
理由は色々ありますが省略…まぁ、オタク自体が少なく全国規模で探さないと共に語り合う事すら出来なかった頃とは違い、今は数も多けりゃネット&携帯もある、チョイと検索すればいつでも物理的距離を気にせず同士を見つけて語り合える、そんな時代に「ネタのタイムラグ」が起こる「同人誌」というわざわざ形に残る媒体で語り合う必要もないだけなんですよね。語りたければ自分でサイトでもブログでも立ちあげればいいし、データベースだってネット上に公開すればいい。Wikiで閲覧者と共有すれば、「皆で作り上げるデータベースサイト=データ掲載同人誌作成」と同類の楽しさは体感出来ますしね。
OUTが消え、ファンロードが一度倒れた時点で明白だった事ですが。
「考察系」のオタクは紙媒体から絶滅しかけているのを、「紙媒体考察系」のオタクさん達(の一部)は苦々しく思っているのでしょう。気持ちは判らないでもないです。

でもねー。
でも、それをわざわざネット上で愚痴グチ言ってしまうのはどうかと思うのです。「安っぽい萌えやエロが蔓延する風潮で文字しか無い考察系同人誌は見向きもされない」「自分のような同人活動は最早誰からも求められていない」みたいな…実は、昔考察が面白くて定期購読をしていた作家さんのサイトを偶然検索で拾ってしまって、全ページ拝読したのですが、それが、コレ。ものすごくしょっぱい気持ちになりました。それ何て誘い受?

「求められなければ活動しないのか!」
「自分がやりたくてやってたんじゃないのか!」

萌え&エロ同人作家さんにも失礼ですが、今でも考察系同人活動続けている人に対して、何て失礼な。と。


時には愚痴りたい事もあると思います。
年寄りですから、気持ちも判ります。
でも、愚痴る相手を間違えてはいけません。自身の格が落ちるだけです。


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勢いでタイプしたので文章支離滅裂です。
それくらい、昔好きだった考察系作家さんの愚痴はしょっぱかった。

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ゲツヨル!視聴中

…ジブリの中で「ホーホケキョとなりの山田くん」は完全に黒歴史なんだなぁ…

当時の制作発表か何かの席で原作者のいしいひさいち先生が「ジブリの興業成績ワースト1にならないように祈ってます」みたいな事を言っていた記憶があるんですが、案の定(以下略)…比較以前に、桁が違ってたはず。ウロ覚えですが。

あの絵を全てCGで彩色って今見ても凄い技術なのは判るんですけどね。
とりあえず「山田くん」が可哀相だなぁ、とこの手の特番を観る度に思います。


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【補足】
あ!よく観たらスタジオのセットに「山田くん」のモノクロ色紙?みたいなのがある。扱い小さいなぁー残りの時間でチラッとだけでも紹介されればいいのに。
ぽんぽこのタヌキぬいぐるみは無駄にデカくて可愛いなぁ。


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【更に補足】
久し振りにテレビで動く「山田くん」を観た…あくまで音楽紹介だったけど。

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毎日パソコンを触るお仕事
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漫画とアニメと同人誌とネット
自己紹介:
田舎在住、旧時代のオタク。
コロナでアクティブオタクを続けていく事を半ば諦めかけていた所に、遂に家族の介護イベント発生。生き残りたい。
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