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腐率低&懐古オタク仕様・なんでも専用。
音楽を楽しめる才能

いきなりですが、私は普段音楽を聞きません。

三十余年生きてきましたが、好きになったアーティストというものもありませんでした。
初めて親に買って貰ったレコードはタイトル忘れましたがやたら高そうな知育絵本とセットになったLP10枚で、自分のお金で買ったレコードはクリィミーマミのヒット曲集です。
以降、自分で買ったレコードCDはほぼ100%アニメ関連、それでも30枚ありません。

そもそも音楽単体に興味がないので、ネットからダウンロードする事もありません。
着メロ着うた設定していません。24時間マナーモードなので必要ないです。




私には、音楽を楽しめる才能が無いのだと思うのです。

これは創作を行う者としては致命的だと思うのです。



例えその創作がパロディであったとしても、インスピレーションを刺激される他ジャンル創作物というのは貴重な存在だと思うのです。出来る事なら音楽にのめり込み、心酔し、それを産み出すアーティストに熱狂してみたいと思うのですが、実際に過去何度も無理矢理興味を持とうと試みてみたのですが、無理矢理でどうにかなるものであるはずもなく。

まだ自分が10代だった頃、素敵で面白くて魅力的な同人誌のフリートークには、作者である同人作家さんの「お気に入りのアーティストトーク」が溢れていました。(今もサイトの日記などに溢れていると思います)
昔は昨今ほど著作権!著作権!と言われていなかったため、お気に入りの曲の歌詞が丸ごと引用、という名の転載が頻繁に行われていましたし、お気に入りの曲タイトルやアルバムタイトルを漫画や同人誌のタイトルにしたり、イメージソングと称して1曲丸ごと歌詞をポエム風にコマ間にちりばめて雰囲気漫画を描いていたり…
所謂「ジャンル:芸能」ではなく、自分のやってるパロディ二次創作で歌詞やタイトルだけ拝借して漫画や本を作る、というヤツです。




同人作家さんのトークに登場するアーティストには一定の法則があるように思います。

何と言うか…「同人作家さんに好かれるアーティスト」という層が確実に存在するように思います。




正直、その層のアーティストは普段テレビで歌番組を観ているだけでは絶対に出会う事のなさそうな人達だったので、当時の私は「まだ、もしくは今はあまり知られていないイイ音楽」を同人誌から知る事も多かったです。

種ともこも、ZABADAKも、遊佐未森もアンジーもレピッシュも人間椅子も同人誌から。
…当時はEpic/Sonyが強い時代だった、のかなぁ。矢野顕子も大江千里も岡村靖幸もEpic/Sonyだ。BARBEE BOYSもよく同人誌で歌詞やタイトル引用されたりポエムにされたりしてた。





あぁ、随分と脱線。

そんな感じで、「創作活動の糧になる、お気に入りのアーティストのある作家さん」というのに本当に憧れました。今も「いいなぁ」と思っています。サイト日記やブログなどでお気に入りのアーティストについて楽しそうに書いているのを見ると、自分の引出しの数の少なさにガッカリするのです。



音楽を作る才能とか、そんなのはどうでもいいから

音楽を楽しめる才能は欲しかった。です。





…こんな自分ですが、これでも一応むかーーし8年程ピアノを習っていたお陰で、楽譜が読めたりするんですよ。それで、何でこんななんだろう。本気で絶望する。

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キャラしか描けない人と背景しか描けない人:続き

キャラしか描けない人と背景しか描けない人

で取り上げた、はてな匿名ダイアリーに続きがありましたよ。

http://anond.hatelabo.jp/20090514003216

確かに下手でも全部自分で描くべきだったんだよね。
よく考えてみたらキャラ描ける人に結構劣等感があったんだと思う…。
どうしても背景だけじゃ二次創作物になんてならないもの!


いや、それはそれでちょっと極端すぎるというか…
でも確かに背景だけで二次創作って、どうやったらいいのかちょっと思いつかない。純然たる「絵描き」になって背景画だけをひたすら描いてPixivあたりにアップすれば、技術があれば凄い評価されると思うよ。

そもそも増田さん、背景しか描けない状態(というと言い過ぎではあるが)で「二次創作」で何を描こうと描きたいと思って始めたのかがよく判らない。
背景書いても褒めてもらえない=自分も凄いね!って言って貰ってキャッキャウフフしたいとか、そうでなくても苦手なキャラも含めて「好きな作品」であるならキャラも描けるように練習をするだろうし。
そうでもなく単に「仕事で背景描いてて得意だから」「背景なら自信があるから褒めてもらえるかも」ともし考えていたのなら、そりゃ大間違いだ。「何となく友達同士で始めちゃった」だとしたら、…案外多いかも、そういう人…。


二次創作なら、最初から「私は背景描くのが大好きで!この作品の背景描くのが大好きで!見て見て!」くらいのテンションで、独りでも勝手にガリガリ愛情込めて背景描き溜めていくらいの勢いでないと。
それはもう「キャラだから」「背景だから」以前の問題ですよね。


それから

まぁ一冊本つくろ!なんてお金掛かったりする大層な話でなく単にサイトに乗せる落書きじみたイラスト一枚のおはなしなんだけど。


サイトに載せるイラストだからこそ、さっと描いて、さっとアップしたいのだと思うが。
他人と合作してたら完成させてアップするのに時間が掛かるじゃないですか。
お友達は一枚絵としての完成度よりも時間が大事、そういう活動スタイルなんじゃないかな、と思います。背景描いてほしけりゃ、向こうから言って来ます。絶対。


ただ、ゲスパー* 承知で言っちゃいますが

どんな背景でも(絵本風とかリアルとか筆絵っぽい和風背景とか)私は対応して描いてることそのコは知ってるハズなので(パースだってちゃんと合わせるし!)それでも駄目なのは自分の描く絵の世界に手を出して欲しくないってことだよね。
そのコが背景全く描けないの私は知ってる!でも「もしも必要なら自分で描くよ!」って意思表示だよね。(もしくは私がそのコにとっての及第点でないか)


…何となく、「私は仕事で背景を描いている」というのが普段の言動の端々に滲み出ていたりするタイプの人なのかも…と思ってしまった。無自覚無意識で。
申し訳ないのですが、お友達が本当に背景がてんでダメな人で、増田さんが職業:背景絵師で、このテンションで人物と背景の合作持ちかけられたら「大きなお世話です」とか思ってしまいそう。自分は背景描けない、という自覚があれば余計に。趣味で自分の好きで描いてるから好きにさせてぇ−、みたいな気持ちですかね…。




それ以外の部分については
そうだよ!無理せず自分のペースで頑張れ!と思いました。まる。



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*ゲスパー 
…語源は多分「下衆なエスパー」。邪推するとかそういう意味に置き換え可能。

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キャラしか描けない人と背景しか描けない人

久しぶりにはてブを見ていると面白い記事を発見。

キャラを描く不特定多数の方に聞いてみたい
(はてな匿名ダイアリー)

まず、ポイント(と思われる)は以下の点。
 

  • 私は背景描くお仕事をしています。
  • キャラクターはあんまり描かないしそもそも上手くない。
     
  • 友人 と
  • 初めて
  • ゲームで二次創作サイト 作ってみて


「二次創作サイト」でわざわざ複数管理人というシステムを取っているのが、よく判らないのですが…(「作ってみて」と言っている以上、既に2人でサイト管理やっているんでしょう)、既にこの増田さん、結論は出ているんですよね。
同人サイトって絵が上手いとやっぱりスゲーって思われるだろうけどキャラが上手けりゃいいんじゃない?ってことらしい。

うん。そうだと思いますよ。
だって「二次」じゃないですか。正直、キャラありきですよ。そしてキャラがいれば他は「既にある共通情報としての原作設定で補完して見る事が可能」なので、「二次創作」に限定して言ってしまえば、実際「背景」ってそんなに重要じゃないと思います。

パロディ漫画(二次創作漫画)って、確かに原作そっくりに書き込まれた緻密な背景とか、効果線とか、トーンワークとか、凄いなぁ!と思います。特に私は「描く人」なので、その労力と技術を多少なりとも理解出来ると自負しているので。

でも、パロディ(二次)に限っていえば、そんな技術面よりも「それを描いた人物が、どれほどそのキャラに、作品に愛情を注いでいるかが見て取れる」方が好きだったりします。
どのページを開いても上半身アップの左向きばかりの漫画であっても、鉛筆書きのイラストオンリーであっても、「そのキャラが好き!」という溢れんばかりの情熱を第三者に伝えられる事の出来る作品であれば、それでよし!と思うのです。

※ちょっと脱線しますが、中にはメカがカッコイイ!と評価されて描かれているジャンルもあります。そういうジャンルは人物よりも「メカありき」になるので、人物が無視されたイラストばかりになる事もありますかね。
キャラが好き!キャラが描きたい!ならキャラだけ描けばいい。
二次ってそういうものですし、必要を感じてなければわざわざ他人に背景描いて貰う必要もないですよね。



で、今のご時勢の二次創作って基本的に「自分はこの作品のココがこんな風に好き!」というのを表現するためにやるモノなので、原則「ひとり」でやるモノだと思います。(昔の本当の意味での「サークル」活動は今や二次創作界隈では極少数派ではないかと)


そこで「人物と背景で合作しようよ!」というのは、かなり稀なケースです。
多分、人物と背景の分業は「合作」とは言わない。分業は分業です。 最近は同人誌や同人ゲーム、またニコ動などの動画制作などでお互いの得意分野を持ち寄ってよりクオリティの高い創作を目指す~的な活動も見かけられるようになりましたが、それも結局は分業、というかまぁ、共同制作ですよね。

そういうのって、前提として お互いに無い部分を補いあい、よりクオリティの高いものが作りたい~みたいな目的がなければ成立しない共同体なんじゃないかと。


で、話が戻りますが。
増田さんのお友達は別にそんな事は考えてなくて、楽しく、自分が好きなものを自分のペースで、自分の思うように描いていきたいだけなんじゃないかなぁー、と何となく想像しました。
後、自分が「描きたい!」と思ったら即描いて即発表したいとか。

もしくは、今キャラを描く事…巧く描くという意味も含めて、そちらに頑張っているので、自分の描いたキャラに背景をつける、それも友達に描いて貰うなんて考えたりするような時期じゃないとか。

確かに、自分の描けない背景を描いてくれる巧い人が友達にいたらいいなぁ、みたいな事は「背景の描けない同人作家」は多かれ少なかれ、一度は夢想した事はあるとは思います。
でも、それは結局「自分に都合の良いアシスタントが欲しいなぁ」というのと大差ない妄想であり、仮にそんな友達がいても実際描いて貰ったら自分の作風と全然合わなかったり、作風に合わせてもらえなかったり、描いて欲しい背景のイメージを伝える手間を考えたら自分で描くか、いっそ顔だけ漫画のままで完成としてしまいますね。

だって、その方が100%自分の手による作品だと言えるじゃないですか。



よっぽど合作する相手と原作に対する解釈とか、根本的にお互いの相性とか、そういうレベルで合致していないと、やってもつまんない「合作」になってしまうのがオチなんじゃないかなぁー。

つまり、やんわり断られてしまうというのは、そういう事なんじゃないかなぁ…
増田さんと、お友達との関係がどんななのか判らないからアレですけど。


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【追記・というか補足】

ふと思ったんだけど、
  • 私は背景描くお仕事をしています。
  • キャラクターはあんまり描かないしそもそも上手くない。
     

  • これね。もしかして
    「キャラクターは上手くない」と思ってるのは増田さんだけ、という可能性もある…かも、かも?
    本当に背景を仕事で描けるくらいの技術があるなら、魅力的かはさておき人物も平均点レベルで描けると思うんだ。

    お友達から見れば、増田さんのキャラクターは充分上手く見えるレベルで、「描けるんだからキャラも背景も自分で描けばいいのに」と思われちゃってる可能性…。どうだろう?


    そもそも増田さんが「合作しようよ」と持ちかけてるそのお友達は、本当にキャラは巧い(もしくは技術は無くても魅力的)のかなぁ?少なくとも増田さんがそう思っているだけで、第三者的視点でのふたりの評価って判らないよね。

    絵の巧い下手って単に好き嫌いで決めちゃってる部分、あるからね。


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    ちょっとだけ続き。というか補足。

    ■ キャラしか描けない人と背景しか描けない人:続き

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    黒歴史を処分した日。

    日常カテゴリと迷ったけど、こっちで。

    4月入ってから部屋の片付けをしています。
    増えた本(主に水木関連の復刻&文庫中心)の置き場を確保しないと、どうしようもなくなってきたのです。これはオタク永遠のテーマですよね…本は大好きだけど、収納に困る。

    で、昔羽振りがよかった頃にサークルさん同士で献本しあって溜まった同人誌を、思い切って全部処分する事にしました。自分で買った本は残す。…難しいトコロなんですけどねぇ…サークル献本って一種「名刺」みたいなモノなので、人脈というか交流が断たれた今、残しておいてもなぁー、と思うのです。
    こんな事なら、もっと早く手放す勇気を持てば良かった。当時の壁サークル中心にダンボール2箱にもなるけど、完全にブーム過ぎ去った今じゃあ欲しいと言ってくれる人もいないし、中古同人誌書店も引き取ってくれるかどうか。(ヤフオクだけは避けたい…のだよ。)
    今見ても大手エネルギーに満ちあふれた、綺麗でイイ本達なので、価値を見いだしてくれる人がいたら譲ってあげたいと思うんだけどなぁ…難しいですね。


    で。ついで発見してしまった、恐ろしいモノ。


    25年前(!)に描いた肉筆回覧誌(大学ノート)の山と、
    20〜15年前くらいに描き溜めたネームの山



    ……肉筆回覧誌って!(ひぃぃぃぃ!)

    ちなみに、大学ノートにオール鉛筆描きで、単行本の形式を真似てあって前巻までのあらすじは勿論、キャラクター紹介読者コーナー(そんなものはいない!<読者)折り込みピンナップ(コピー用紙に手描きで色まで塗って、三つ折りにしたものをノートの表2に糊でくっつけてある)までついた超豪華な代物です。



    …こんなモン作る小学生、嫌だ…。
    (正直、自分自身だから許せるレベル)


    『バクマン。』で、「マンガ家になりたいと思った人は、子供の頃から描き溜めた漫画やアイデアノートがある」みたいな事を言っていましたが、正にそれを地で行く子供でした。新妻エイジみたいな才能はありませんでしたが、私も田舎で大して裕福でもなかったので、自由に使えるお小遣いもなくおもちゃもなく。でも「勉強に必要だから」ノートと鉛筆はいくらでも買い与えてくれたので、毎日のように漫画を描いていました。クラスに読者がいたりね。(笑)

    今の小学生くらいの子って、漫画描いたりするのかな?しないのかな?
    描いても商業漫画のトレスや模写→そのままパロディ、同人活動に行っちゃってオリジナルで〜という方向にはなかなか行かなくなっちゃってるのかな??そもそもクラスで漫画なんて描いてたら、オタク扱いされちゃうから表だって描いたりしないか…難しい時代ですなぁ。


    まぁ、そんな訳で大量の黒歴史が発掘されてしまったのです。
    全部、目を通しましたよ…ひぃぃ、邪鬼眼とDQN設定とご都合主義が炸裂してる!!

    だが、この若さが今欲しい!
    小学生のくせに、今と変わらぬ性癖嗜好を隠しもせずガンガンアピールして描き進めている様が、むず痒くて涙が出そうでした。ちくしょう、面白いわ…!!!(えぇ!?)



    ひと通り読み終えた後、全て処分しました。
    世に出してあげられなくてごめんよ。形としては残っていなくても、自分の描いた作品は忘れない。全部、覚えてる。



    -------------------------

    …さーて、残すは服だ…。こいつをいつ処分するかだ…
    (これが無くなれば本棚新調して置けるスペースが出来る!)

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    ちょ、超兄貴かっけー!!!

    軽い話題を。

    強烈なインパクトで知られるシューティングゲームの新作「零・超兄貴」、無料体験版の配信を開始
    (GIGAZINEさん)


    ちゅーか、超かっけェーーーー!!!

    零・超兄貴オフィシャルWEBサイト

    イダテン、超漢前ぇぇぇーーー!!!
    ベンテン、超セクシィ&キューティィィィーーー!!!
    (初音ミクっぽいけど気にしない!)

    アドン&サムソンも相変わらずキモくてステキ。イイ笑顔。
    ゲーム機持ってないから自分でプレイはほとんどした事がないのに、周囲が鬼はまりしていたお陰で当時プレイ画面見せてもらってBGM聞かせてもらってあまりのカッコよさに超シビレテタ。なつかしい。

    感受性強かった(笑)時期に心震えたタイトルを見ると、今でもまだブルブル震えるね。まだ大丈夫だ。私のハート。ははは。

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    コロナでアクティブオタクを続けていく事を半ば諦めかけていた所に、遂に家族の介護イベント発生。生き残りたい。
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