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腐率低&懐古オタク仕様・なんでも専用。
加茂川マコト騒動:必要以上に援護したり動きすぎる人が1番怪しく見える法則

【2013.01.28 19:30】「注意」を加筆、修正。
【2013.01.27 16:30】画像、テキスト追加修正等。
【2013.01.27 02:30】リンク修正・テキスト追加補足等。



【注意】
※もしかしたら皆気付いてるけど見ないふりしてるだけなのかも…と思いましたが、気になったので「個人的メモ」としてひっそり整理しています。
※あくまでWEB上に公開されているログを辿ってまとめただけです。
Twitterログも現時点では全てコード埋め込みによる引用可能なのですが、晒し目的ではないので必要と思われる範囲の画像処理をしたものを使用しています。
→現在、引用していましたtwitterログの半分程が削除されています。



『加茂川マコト騒動』が起こってから、ぼんやりTwitterタイムラインを眺めているのですが、観測範囲ほとんどの人が「商店街可哀想!」「商店街が心配」派の中、唯一ことまきPを援護している、凄く気になる人がいたんですよね…『私はFF14を続けるよ』運動を思い出すというか…


【2013年1月19日】
(Twitterで『出町Ver. 加茂川マコト』消失後のツイート)




うむ、確かに一理ある。このまま揉め事が揉めたまま契約終了すれば少なくとも「商店街のマスコットガール」加茂川マコトは本当に消えてしまう。後に「ことまき専用」が残ればまだ良くて、最悪両方消えるという可能性もゼロではないです。




(…ワタシ、気ニナリマス!)




ちょっとログ掘ってみました。


【2013年1月17日】
(『出町Ver. 加茂川マコト』のTwitterがおかしくなり始めた日)


うん。折角1年掛けて「いい子」に育ったのに勿体ないよね…。


【2012年12月22日】
(『リアル加茂川マコト』がことまきP所属イラストレーターとして活動開始した事について)


「CDのイシハラ氏」というのはおそらく『ことまきプロジェクト』キャラクターデザイン担当の石原邦彦さんですね。(CDはキャラクターデザイナーの略?)

イシハラクニヒコさん。※ここテストに出ます)



(…『リアル加茂川マコト』ちゃん(@3d_makoto)『ことまき・まい』ちゃん(@3d_makoto)とだけひたすらリプライ飛ばし合ってるな…凄いな…コレ用に取ったアカウントなんだろうか…)



【2012年12月14日】
(商店街で独自に作ってるマコトちゃんグッズの権利について)






器のデカイことまきPをベタ褒めです。


【2012年12月11日】
(『リアル加茂川マコト』ちゃん誕生について)


うむ。熱い。
ちなみに、12月11日時点で「リアルマコトの所属することまきプロジェクト」と断定形でツイートしているのが気ニナリマス。



(…2012年12月9日以前になるとツイートが不定期に。『リアル』ちゃん誕生を境目にツイート数が増えているのが判ります)



【2012年10月3日】


おぉ!ファンの鑑だ!!!(素晴らしい)


【2012年9月28日】
(アニメでの地域コラボについて語ってます)




「一番の問題点は地域側が著作権のことなどをしっかり理解していない」
「著作側の許可なく勝手に使うケースがよくある」
「地域側が著作側への配慮をきちんとすれば上手くいく」
(※ここテストに出ます)


【2012年9月27日】
(「加茂川マコト」のデザインを絶賛してます)






律ちゃんに似てる、と言われてるのはよく見ますね。



(…2012年9月27日以前になるとツイートが更に不定期に。加茂川マコト&ことまきP関連のツイートも無くなります)


(2011年)

(2010年)



【2010年3月31日】


URL削ったら『DESIGN STONES』さんに繋がった、…よ?



追加補足:こちらは以前作ってそのまま放置されてるサイトみたいです。
現行サイトは以下。↓)


DESIGN STONESさんは、「ことまきP公式サイト制作を請け負ったデザイン会社」さんですね!(ことまきP公式サイトからもリンクされています)
追加補足:こちら↑の現行サイトでは「ことまきP」としての活動や、代表作として『出町商店街マスコットガールの加茂川マコト』を明記。管理人プロフィールにも「kunihiko ishihara」とあります。




【2010年3月31日】


サイト名でぐぐったら、こちらはオリジナルゆるキャラ&どこか見覚えのある作風の女の子4コマサイト(グッズ展開・販売)でした。

管理人さんの名前も掲載されてますね…ふむ。



これは、イシクニさんと読むのかな?





…この熱烈なことまきP&リアルちゃんファンの人は、ことまきP公式サイト作成を請け負った『DESIGN STONES』さんの関係者で、どこか見覚えのある作風の女の子(とゆるキャラ)4コマサイト管理人さんなのかー。どこかで聞き覚えのある名前に管理人名が似てるけど気のせいかーきっと気のせいだなーそうかー。




少なくとも、めっちゃ『ことまきP』関係者っぽい雰囲気ですね。

(※あくまで「 関係者」ね。)


…もしかすると2012年を境に別人がアカウント使用している可能性も微レ存?
(↑流行にのって使ってみた。微レ存。)





【そして 2013年1月26日】
(現時点 最新ツイート)


「マコトちゃんがこれからも存続するなら商店街にこだわらないなぁ」



僕のようにネットを通じて加茂川マコトを知った人には
商店街に居ようが居まいが関係ない



【更に 2013年1月26日】








…うわぁ……!(震えながら)

…コレ、マジで
「2012年位を境に別人が使用するアカウントになっていた」であって欲しいと思います。
ログ掘り起こしてまとめておいて何ですが、これは、もしそうならキツイ…。








【震えながら補足・個人的所感】

「マコトちゃんのファンでなくて商店街ファン」なのは当たり前ですよ。
と言うかですね、何度も書きましたが『加茂川マコト』のファンというのは
現時点大多数が「商店街のマスコットガール・加茂川マコト」のファンなんです。
「商店街」イコール「マコトちゃん」なんですよ。
「マコトちゃんのファン」だから「商店街のファン」なんですよ。
…まず、そのファン心理を無視せず、真っ直ぐ受け止めた方がいいです。

「商店街」の子じゃないマコトちゃんは、ファンが好きになって1年間見守ってきた「マコトちゃん」じゃないんですよ。


「加茂川マコトも居なくなる」って事もですね…
商店街とこじれたまま契約終了したら、いなくなるのは判ってるんですよ。
そこに、同じ姿形で同じ名前の萌えキャラが残ったとしても、それはファンが好きになって1年間見守ってきた「マコトちゃん」じゃないんですよ。

「同じ姿形名前の別Ver.ですよ!」と言われても困ってしまうんですよ。

勿論、別の萌えキャラとして新しくファンになる可能性はありますが。


デザイナーさんからしてみれば「自分が描いたキャラは全員『ことまきP=オレん家の子』」だし「出町Ver.もリアルもことまき専用も全員『加茂川マコト』」だし「二次元タレントなんだから新しく別の場所で別の活動しても何もおかしくないじゃん?色んな場所で会えたら『加茂川マコト』ファンだって嬉しいじゃん?(商店街との話し合いでOKって言われたよ?)」…と思うかもしれませんけど。
「萌えおこし抜きの別Ver.誕生」は最もやっちゃいけない手なんですよ。

それ、単なる混乱の元です。
(「萌えおこし延長上の別Ver.」なら、萌えおこしの幅が広がります)


マコトちゃんの権利はどこが握ってるとか関係ないんです。
「商店街の子」として1年間活動してきたんだから、少なくともファンにとってはそうなんですよ。だから「商店街の子」としてツイートし続けてきた『出町Ver. 加茂川マコト』の中の人と商店街に同情と擁護が集まるのは当たり前だし仕方が無いんですよ。そこは認めないと。


権利持ってる側としては悔しいかもしれませんけど。
むしろ、ここまで商店街とマコトちゃんが結びついて認識され「商店街のファン」になっているという事は、これ以上ない最高の成果だと思うんです。
正しく「萌えおこし」出来てるんです。誇っていいです。

その反面、『加茂川マコト』誕生から今日までの間、『加茂川マコト』を「ことまきP所属の加茂川マコト」と認識していたのは、ことまきPだけだった、…という事なんですよ。
(…は流石に言い過ぎですし商店街には契約上「ことまきPさん家からお預かりしている子」という認識はあったと思いますけど、預かりつつも「ウチのマスコットガール」として可愛がってて、いかにも手作り感溢れたnot商業主義風のそれがファンの間でしっかり認識されていた分優位だったというか)

(それに対して、おそらく企画提案&キャラクターデザインした事はファン間で情報として知られていたでしょうけど、「ことまきPさん家の子」という認識は…ほとんどされてなかったと思いますよ…圧倒的に「商店街の子」認識であったから、今こうなってしまっているのですし)
(その上で「加茂川マコトのツイッターは弊社の厚意により出町商店街の方に担当していただいておりました」という表現の仕方も、何というか逆効果というか…権利者特有のウエメセ臭が漂ってしまっているというか…)(なんとなく「商店街に担当させるんじゃなかった」と思ってそうな雰囲気がですね…)


まず。「萌えキャラ」を通して「商店街」を盛り上げるために
『加茂川マコト』を起用した
んでしょう?

萌えおこし、ってそういうものじゃないんですか?
最終的に売りたいのは、売れるべきはマコトちゃん?商店街?


当然商店街でしょうが。それが萌えおこしでしょうが。

キャラクター権利側としてはマコトちゃんかもしれないけど。
商店街が何のために企画提案に乗ったと思ってるんですか。


そもそも何のために商店街と組んだんですか。
キャラクター量産して萌えキャラ「だけ」売りたきゃ、最初から「二次元アイドルです☆」…ってCDデビューでもラジオ番組でもグラビア掲載でも企画してどことも組まず自力で売っていけばいいんです。『AGC38』はそうやってます。



企画提案側が「マコトちゃん」イコール「商店街」という事に気付けないなら、
この萌えおこし、本気で失敗例になってしまいますよ…。




【一応】
商店街側の心配ばかりしている『加茂川マコトちゃんファン』の皆さんは、
キャラクター権利を持ってる側の方が世間的正論だという事、承知だと思いますよ。

ただ、「正論」である事と「正しい」と思う事は時としてイコールではないのです…



【2013.01.29】ついでにここからも誘導しておきますね。一応。

加茂川マコト騒動:witterログ削除の行動早くてちょっと驚きました

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『リアル加茂川マコト』ちゃんの現状ってどうなってるの?

まだちょっとだけ続くんじゃ!
(…一度気になったらとことん行かないと気になるタチでな…)
(ワタシ、気ニナリマス! ←遅れて流行にのってみた。)



『たまこまーけっと』と加茂川マコト、どうなる?出町商店街
(「実在看板少女のさがしかた」様)

でも、チラッと触れられてた点。

…『リアル加茂川マコト』ちゃんって、
ことまきP内でどういう扱いになってるんだろう。

主にギャラ的な部分で。



さりげなくプロフィールにて『弊社のイラストレーターとしても活躍中。』と紹介されている辺りが気になります。確か美術系デザイン専攻の学生さんでしたしね…なかなか可愛らしい絵柄。二頭身デフォルメ系とか似合いそう


で、改めて『加茂川マコトイメージオーディション』の詳細を掘ってみました。
(実はちゃんと募集要項見た事なかった…気付いたら誕生してたので)

イベントのお知らせ
 出町商店街のマスコットガール 加茂川マコトイメージオーディション(京都 萌えキャラ「ことまきプロジェクト」)

あなたもコスドル(コスプレアイドル)になってみませんか?

アイドルやタレント、声優をめざす方の将来へのステップとしても役立てていただければと思っております。”

思ってたよりも、最初からロコドル活動が視野に入ってた
。(おぉ…!)
しかし、『オーディション参加にあたり』の箇条書き③の※、⑤が気になるよなぁ…「商店街の看板娘」じゃない『ことまき専用』活動も『加茂川マコト』活動に含まれるとしたら、1年間タダ働きの可能性もあるじゃん…?

③プロダクション等に所属されている方は、必ず所属プロダクションの同意を得てから応募してください。
※なお当活動において、所属プロダクション等への報酬等は一切無いこともご同意ください。

⑤大変申し訳ないですが、採用後、当活動においての報酬は原則お渡しすることはできません。ご了承お願い致します。



……何だろう。
萌えキャラのリアル版として「年間数回あるイベントに1年間参加」※原文まま、が無報酬(確定情報)と、ロコドルとしてのライブやサイン会イベント出演他回数未定が1年間無報酬(あくまで「かもしれない」。でも上の書き方だと微妙な気がする)だと、全然印象が違うんだけどホントこれどうなってるんだろう…?

(前者はホラ、「町おこし」ボランティア的な雰囲気あるけどさ…)

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『二次元美少女タレントプロダクションシステム』は萌えおこしで成立するか?

こちらのテキスト2点の続き…です。
出町商店街マスコットガール『加茂川マコト』騒動:経緯まとめ
『加茂川マコト』騒動:「萌えおこし」の悲しい失敗例にならないために





最近の『萌えおこし』はもう、ちょっとオタク受けしそうな美少女キャラ使ってグッズや土産物作ったらチョロイ☆…なんて甘い商売ではなくなりましたね。それだけ経済&人口減少に困ってる地方が多いという現実、縋る想いで『萌えおこし』を始めて、それがまた微妙に成果出ちゃったりするもんだから、もう飽和状態というか。




そんな飽和状態の中、2011年6月に発足したのが『ことまきプロジェクト』。

他所の萌えおこしとは違う点、それは
「二次元美少女タレントプロダクション」システムである事。


キャラクター使用の基本諸条件」を見ると

・ことまきプロジェクトのキャラクターは原則レンタル商品の扱い
・クライアント様専属キャラクターを作成した場合においても
 著作権は製作者またはことまきプロジェクトとします

…なんですね。

『加茂川マコト騒動』の際、「加茂川マコトを育ててきたのは商店街なのに…」という意見を沢山見かけましたが、商店街が育ての親だとすればことまきPは生みの親、そして契約上生みの親の方が強いんですね。(それに商店街に預けっぱなした訳じゃないし…スタンプラリーとか叡山電鉄とのコラボとかデカイ企画通して、商店街と力合わせて準備に打ち合わせに頑張ったと思うんですよ)
また「後から”実は加茂川マコトはことまきP所属アイドルでした”なんて言われても納得出来ない」という意見も見かけましたが、マコトちゃんに限らずことまきPが生んだキャラクターは全員、最初から「ことまきP所属の二次元タレント」なんですね。別に『ことまき専用 加茂川マコト』を生むために追加した後付け設定、という訳ではないのです。

ことまきプロジェクト所属2次元タレントたち (2012-06-21)
”それと実は「加茂川マコト」はことまきプロジェクト所属の2次元タレントなんですよ。知ってました?今は出町商店街さん専属でPRする仕事をしていると言ったところでしょうか。”

『加茂川マコト』だけは、ことまきPから出町商店街に萌えおこしを提案して、商店街の要望が盛り込まれて生まれたキャラクターなので服装・口癖・好きな食べ物等、いかにも”商店街の看板娘”な設定になっていますが、ことまきPメインキャラの三姉妹等は、良く言えば無色、悪く言えば無個性。ひと目見て記憶に残る様な突出した特徴設定がありません。それは特定クライアントの要望に合わせて作られたキャラクターではないからです。(※必ずしも悪い事では無いんですよ。強すぎないので色んな使い方が出来る利点はあります)

基本的に、先にそれっぽい可愛い萌えキャラを沢山作っておいて、萌えキャラを欲しているクライアントに「いいなと思った子を選んでください」「気に入った子がいなかったらご要望に合わせた子も作りますよ」とマッチングさせていくスタイルなんですね。

この点が珍しいというか、…二次元キャラの萌えおこし的に違和感というか。

要するに、
二次元キャラクターだけど扱い方は三次元=実在のタレントと同じ、という事。




実は、他にも似たスタイルの所はあるんです。

AGC38公式サイト(2010年10月正式オープン)
…あー、AKB48フォーマットまんまデスネー。
About AGC38

"『AGC38』プロジェクトは、完全描き下ろし美少女キャラクター38人によるタレント事業です。"
"彼女達は、生身のタレントさんと同じ様に出演・使用依頼を頂き、クライアント様のご要望にそってお仕事をさせて頂きます。"

"1からデザインを起こし、高いデザイン費用を捻出する必要がありませんので、大幅なコストカットと制作時間の削減が可能 となるのです。"

"キャラクター利用の最大のメリットは、彼女達は、我が儘を言うことも、歳をとることも、スキャンダルを起こさないという点にあります。"

(……直球すぎていっそ清々しい!)
(こういうぶっちゃけっぷり、嫌いじゃない。むしろ好きです)




で。改めて考えてみたんですよ。
「町おこしに萌えキャラを使うメリットって何?」って。
これは「萌え」に限らず、ゆるキャラ等、実在しない架空のキャラクター全般にも言える事だと思いますが。

「我が儘をいわない」
→ うん、まぁ基本的には。我が儘キャラ、という設定づけしなければ。

「歳をとらない」
→ これは超メリット。いつでもメイク・髪型・衣装バッチリ☆

「スキャンダルを起こさない」
→ ………。
(Twitter担当の中の人騒動ってスキャンダルではないかなぁ)
(ゆるキャラでも「まんべくん」とか…)
(後、直接中の人でなくても声優起用していて担当声優さんが、とかもあるよね)


でも、個人的にこれらよりも重要だと思っているポイントがあります。
それは、

「そのキャラを独占利用出来る事」。

チラシポスターに萌えキャラ、とか単発利用ならいいんですよ別に。
年単位で長期利用のイメージ&キャンペーン&マスコットガールレベルになると、独占契約必要じゃないですか。三次元のアイドルやタレントでも、特定企業と契約中は、競合企業のCM出演はNGとかそういうのありますよね?じゃないと後で揉めたりするでしょ。

おそらく出町商店街のマスコットガールが「ことまき三姉妹」のどれかであったら、あの混乱も無かったと思います。「ことまき三姉妹」は、最初に生まれた、ことまきPのシンボル的位置づけだと思われます(”ことまき”の名を冠してます)。商店街への萌えおこし提案より先に生まれていたキャラクターですから、普通にタレント斡旋の形で契約も進められますし。
彼女達なら「ことまきPの所属タレント」と「商店街の看板娘(タレントの仕事のひとつ)」のイメージを両立させる事も可能だったと思います。

では、何故わざわざ新しく『加茂川マコト』を作ったのか?
ことまきPがプロジェクトシンボルキャラクターに特定地域の「色」が付くのを嫌がったから?(あぁ、でもそれもあるかもしれません…)もう推測どころか妄想、邪推の粋なのは自覚の上で続けますが、


「商店街側が、商店街オリジナルのキャラクターを欲しがったから」


…じゃないかな、と思います。
だって、どうせなら商店街にちなんだ設定がふんだんに盛り込まれた、商店街のために生まれた子がいいじゃないですか。だから商店街の方も一緒に名前を考えたり、「”鯖を振り回すような(元気な)子”がいい」とかリクエストしたんでしょう。

大体「既に出来上がってる萌えデザインから選べば安上がり」とか、判ってないオッサンの思考です。そんなんで選んでマスコットガールにしたり名産品パッケージにしたりして、印象良い訳ないじゃないですか…(まぁ、嗅覚鋭いオタク紳士の皆さんのウケは悪くても、萌え絵があれば「わーかわいいねー」と思う程度の一般人の皆さんのウケがよければOK。という商売もありですけれどね…)


纏まらないキモい長文垂れ流して申し訳なさ一杯ですが
もうキモさMAXのまま語りますけど、

萌えおこしの萌えキャラっていうのは
「地域の名前を背負う」ために生まれてくる存在なんですよ。


「地域の名前を背負わない」萌えおこしの
萌えキャラなんて成立しないんですよ。



この辺りはもう「萌えキャラ」に限った話じゃないです。
町おこしのために起用される全てのキャラクターに言える事だと思います。

『加茂川マコト』という商店街のマスコットガールのファンになった人達のほとんどは、「商店街のマコトちゃん」のファンになってるんです。当たり前ですけど。…ことまきPが生んだ事は情報として知ってはいても、商店街の子なんですよ。

商店街のために生まれた子なんですから。
そういう風に1年間活動してきた=売ってきたんですから。


だから、ファンが混乱したんです。
「別Ver.にしたんだからいいじゃないか」じゃないんです。

「加茂川マコト」という名前、姿etc…現時点では「商店街専用」
なんです。だからわざわざ別Ver.は『ことまき専用 』を名乗ってるんでしょう?

だから、『リアル加茂川マコト』ちゃんを商店街の名前を出さずに外でも活躍させる、というのがどれだけ無理ゲーか、というのが判るというものなんです…。『リアル』がそもそも「商店街ver.」のリアル版的ポジションで誕生したのに、別Ver.にすれば1年かけて育てたキャラクターと切り離せると思うのがおかしい。ですよ。(まぁ、まだ1年程度だから今からキャラ設定&イメージを上書き出来る、と前向きに考えるのもアリですけど…)




似た様なシステムの『AGC38』が『加茂川マコト騒動』の様な事になっていないのは、ことまきPのように「依頼に合わせてオリジナルデザイン」を請けていないからです。
AGC38』は『AKB48の模倣、三次元アイドルを二次元にした ”だけ” のコンテンツ』なんですね。そもそも企画・運営が『株式会社旭プロダクション』というアニメ、CG、WEBプロモーションを専門にしている会社で、自社コンテンツ作成のノウハウがあります。『AGC38』でも、一応「出演・使用依頼の募集」はしていますがオープンと同時にモバイルコンテンツ配信、CDデビュー、PV作成、ラジオドラマ等、通常のアイドルと全く同じ路線で活動展開し、自力でファン層を獲得しています。よくも悪くも「三次元が二次元になっただけの”ふつーのアイドルグループ”」なので、地域のために町おこしとか地域貢献とか、そういうのが全くありません。

今後『AGC38』を「萌えおこしのキャンペーンガールに器用したい!」という地域が現れても、『加茂川マコト』の様なトラブルは起こらないと思います。既に二次元アイドルとしてのキャラクターが確立しているので、今までどおりの活動に追加して「(”仕事”としての)キャンペーンガール」と見て貰えるからです。




面白い試みだとは思うんです。
実際、凄い可能性を秘めたシステムだと思っていたので注目していたんです。

『加茂川マコト』ちゃんの件がどう決着付くのかは、もうことまきPと商店街で話し合うしかないと思うので、それを見守ろうと思いますが。今後です。もし、また同じ様にどこかの地域や商店街から「ウチにもマスコットガールを!」…という依頼を請ける事になった時、また同じ様な方法で宣伝活動をすると同じ失敗をしてしまうでしょう。


『二次元美少女タレントプロダクションシステム』を「萌えおこし」で巧く活用するためには、特定地域の萌えおこしのために新規で作られたキャラクターであっても、最初から「この子は"●●●●所属タレント"です」という事をしっかり認知させながら活動しなければいけないのです。「タレント」なんですから。
三次元新人アイドルでも1日駅長とかやりながら「ホ○プロスカウトキャラバングランプリの〜〜です☆」…って最初は売り込むじゃないですか。同じですよ。所属先を明確にしてあるから一日駅長しながら、歌番組やライブにも出演出来るし、サイン会だって同時進行でやれるんですよ。
その辺りを、依頼先の地域や商店街と細かく相談して方針を詰めて、キャラクター人気が上がる事によって依頼先とプロダクション両方の知名度も上がる、という形にしないと、損でしょう?


…現状、ことまきPが一方的に加害者に見られてると思うんですよ…
(『出町Ver.加茂川マコト』ちゃんのファンから)

「商店街はあんなに頑張ってるのに!」…みたいな、ね。
いや本当に凄い頑張ってるんですけど商店街。自作の垂幕とかイラスト飾ったりね。お店ごとにコラボ商品作ったりね。イベントもやったりね。商店街には実際に訪れた人達と直接触れ合う分、情も沸きますし心通じ合わせられる強みがあるのでね。
でも、その商店街の活動を大きく外から支えて、でっかいイベントを企画・運営しているのは間違いなく「ことまきP」のはずです。でも、その支える姿がどうしても見え辛いんですよね…


おかしな言い方になってしまいますけど。
『ことまきプロジェクト』の名前も、しっかり売らないと。


で、勿体ないとは思うけれど、依頼に合わせて生まれて萌えおこしマスコットガールになった子は、独占契約という形で他には使い回さない(引退扱いで、サイトのタレント名簿に「実績」として残す形にする)を徹底した方がキャラクターの価値も上がると思うんですよねぇ…。




引き金は明らかに『リアル加茂川マコト』ちゃんの処遇。
「外でも活躍出来る機会を〜」というのが、どうしてこうなった、という。
…商店街側は、あまり深く意味を考えずに言っちゃったんではないかなぁ…ホント、萌えおこしキャラクターとしては有り得ない話ですよ。

『リアル』ちゃんがなまじ実在の三次元だから、『加茂川マコト』という名前が「出町商店街」の看板を背負ってる、という事実を忘れてしまってたか気付いていなかったか…

で、そうなると「別Ver.」を生むしかない、ということまきPの行動も間違ってはいないんですよ。それもこれも、「加茂川マコトはことまきP所属の新人タレントです!商店街のマスコットガールとしてデビューしました!」…と最初に商店街側と協力してもっともっともっと全力でアピールしまくっておかなかった所為だと思うんですよ…
(アピールしても駄目だったかもしれないけど、可能性として)

…いや、よくよく見ると結構アピールはしているんですけど、それほとんどが「ことまきP公式サイト or ブログ」の中なんですよね。商店街に直接足を運んでる人や、『360°フル回転 今日も元気だ!出町っこBLOG』チェックしたり『出町Ver. 加茂川マコト』ちゃんのTwitterをフォローしてるだけの人には伝わってなかったよね…完全に「商店街の子」と思われてたよね……




ちなみに、「同じ萌えおこし」でもらき☆すたを代表とする「先にコンテンツありき」のものはまたちょっと違います。(最近のものは最初から聖地巡礼を狙ってる、とも言われていますが)既に一般&オタク人気、知名度のある作品・作家・キャラクターを起用してイメージキャラクターにするのもちょっと違います。
それは「既成作品・キャラクターの人気にあやかって便乗する系」です。

既にそのコンテンツ(キャラクター)自体に集客力がある場合は、どこで何に利用されても利用先のコンテンツだとは誰も思わないから混乱しないんです。




…もう、書いても書いても終わらないし、これでも三分の一まで削ったんだけど収拾つかないのでこれで一旦締めます。『出町Ver.加茂川マコト』ちゃんと『リアル加茂川マコトちゃん』に、幸あらん事を。


キモい&攻撃的なウチとは違って、とても読みやすいテキストを紹介。

『たまこまーけっと』と加茂川マコト、どうなる?出町商店街
実在看板少女のさがしかた様)


拍手

『加茂川マコト』騒動:「萌えおこし」の悲しい失敗例にならないために

出町商店街マスコットガール『加茂川マコト』騒動:経緯まとめ
からの追加テキストになります。先に上記を読んで頂けると嬉しいです。




加茂川マコトちゃんの騒動は、割と単純な事が原因だと思っています。
Twitterのゆるキャラや企業公式アカウントが時々不適切()発言で炎上して話題になったりしているじゃないですか。あれと大差ない感じで。

商店街の中の人『加茂川マコト』(@kamogawa_makoto)の発言は、冷静に一歩引いて見ると完全な「私物化」です。中の人完全ダダ漏れ状態です。(※だからこそ、マコトというキャラが非公式扱いされた?動揺と悲痛さが直球に伝わってきてファンまで動揺が拡がったのですが)これは、本来誉められた事ではないと思います。

だから中の人も、後から冷静になった時に電話で「私が全部悪かった、すいませんでした。」と謝罪したのではないかな…私は、この『中の人が謝罪した』というのは本当だと思っています。その方が好感が持てます。

最初に誉められた事ではないコトをしでかしたのは「商店街マコトの中の人」ですが、それに対してTwitter上で内部事情ダダ漏れで応戦した『ことまき・まい』(@kotomakimai)ちゃんの方も全然誉められた事じゃないですよ。どっちもどっちです。どちらもオトナなんだから。先に口火を切ってしまったのが「商店街マコトの中の人」というだけです。
(オトナの事情に巻き込まれた『リアル加茂川マコト』(@3d_makoto)ちゃんは本当に気の毒よなぁ…と思いますが)



…ただですね。
「商店街マコトの中の人」にどこまで伝わって、伝わってなかったのかが全く判らないので推測にしかならないのですが、「別バージョンを作る」話が全く伝わっていなかったとしたら、『ことまき専用 加茂川マコト』に動揺して当たり前だと思います。
仮に「リアルちゃんが外でも活躍出来る様に別バージョンを作る」という話までは伝わっていたとして、それでもあの『ことまき専用 加茂川マコト』を見て「商店街マコトの中の人」が動揺したのなら、それはことまきPの意図した「別バージョン」が正しく伝わっていなかった、という事だと思います。

「商店街マコトの中の人」が動揺して起きてしまった騒動ですが、

「元々あったシナリオどおりにことまきPと商店街両方合意の上で騒動を起こしてニュー加茂川マコトの宣伝&出町Ver.加茂川マコトうやむや引退を目論んだ」

...という穿った見方も出来なくはないです。
実際、この騒動がなければ『ことまき専用 加茂川マコト』の存在はほとんど知られていなかったし、この騒動の直後にリアルちゃんが出演するローカルアイドルイベントがありました。…おそらく、初めて『ことまき専用 加茂川マコト』として出演したイベントだったのではと思われます。
現時点では圧倒的に商店街&『出町Ver.加茂川マコト』は被害者です。踏み台にされた可哀相な地方商店街のマスコットガールとして惜しまれながら消える事が可能です。『ことまき専用 加茂川マコト』の方も最初はよくないイメージでも「知られる」事を最優先、&「リアルちゃんはオトナの都合に巻き込まれた可哀想な子!オレ達ファンが支えてやらなきゃ!」…なムードを盛り上げて、普通にコスプレ&ロコドルとして活動し知名度が上がれば後からなんとでも挽回できる、的戦法です。

もしくは、既に一部で囁かれてる

「商店街が加茂川マコトからたまこまーけっとに萌えおこし乗り換えしようと、自分側が被害者である様に装って揉め事を起こした」

(説明不要ですね)


…そうじゃないといいなぁ、とは思いますが。
いやもしかすると、もう商店街に「萌えおこし」を継続する余力が無くて、でも折角オーディションで選ばれたリアルちゃんの今後が可哀相だから何とかしてやろう!…みたいな美談が隠れてるのかもしれませんが、そうだとしてももうちょっとこう、円満に「商店街から全国的アイドルとして送り出す!ありがとう&頑張れマコト!」みたいにやりようは…あったはず…だから多分、私の考え過ぎ。です。

商店街側からの説明や、現状が全く判らないままだと憶測が憶測を呼んでしまうので、『出町Ver.加茂川マコト』ちゃんが今後どうなるかに関わらず、何らかの説明は公開した方が良いと思います。
ことまきP側から『出町Ver.加茂川マコト』のTwitterの停止を言われた訳ではないのなら、まだ今月一杯は契約保留のはずですしTwitterは1ヶ月以内なら退会したアカウントを復活させる事も出来るので、『出町Ver.加茂川マコト』ちゃん(の中の人)本人からの事情説明があるのが一番良いのではないでしょうか。

商店街がこのまま契約終了するつもりはなく、引き続き商店街のマスコットガール『加茂川マコト』の活動継続していこう!…と考えているのなら、リアルちゃん=『加茂川マコト@ことまきP』からの伝聞、みたいな形じゃなくて、『出町Ver.加茂川マコト』として「私が全部悪かった、すいませんでした。」(※混乱させた事についてはやっぱり公式に本人直接の謝罪があった方がオトナな対応だと思うの)って言っちゃえば、案外すんなり&丸く収まる気がするのです…


(いや、契約終了するつもりでも、一応説明はあった方がいいと思うの…)

拍手

出町商店街マスコットガール『加茂川マコト』騒動:経緯まとめ

【2013.03.11】テキスト・画像追加。(補足説明の代わりです)



実はここ1年くらい、地方の「オタクコンテンツによる町おこし」「萌えおこし」に非常に関心を持ち始めましてね…その延長で最近はゆるキャラやおもてなし武将隊、ロコドル等の話題にも食い付いてる毎日です。自分が地方在住なのでね…シャッター街とか、あるんですよね地元に。何とか出来ないかなぁと思うんですけど、現状では何とも出来ないんですよ…で、そうかーオタク&萌えで町おこしかぁー、と自分の得意分野が他所の地方で成果をあげてます!なんて話題を見ると「ウチでも何か出来ないのかなぁ…」とかね。ぼんやり思ってしまう訳ですよ。


前振り長かった。


そんな中で注目していた萌えキャラ『加茂川マコト』ちゃん。
京都は出町柳にある商店街のマスコットキャラクターです。

京都の出町はこんな所【出町.jp】
『加茂川マコト』をマスコットガールに起用した出町商店街振興組合さんサイト。
※現在は『加茂川マコト』情報を掲載していません。


出町桝形商店街
【2013.03.10 追加】
出町商店街振興組合さんとは別の団体、出町桝形商店街さんのサイト。
※現在は『加茂川マコト』情報を掲載していません。
※以前はこんな風にTOPページにマコトちゃん情報を掲載していました。
(右下参照。画像は2013年1月30日のスクリーンショットです)



360°フル回転 今日も元気だ!出町っこBLOG
『加茂川マコト』ちゃんが出町商店街情報を発信するブログ。

じわじわと活動の場を広げて、色々なキャンペーンもやって、昨年末誕生一周年をお祝いするイベントもあったようです。…が。何だか怪しい雲行きで、ここ数日ずっと追いかけてます。


発端はTwitter。
出町商店街のtwitter担当の方が中の人をやってた『加茂川マコト』アカウント
(@kamogawa_makoto)の様子がおかしくなります。…ログを遡ってみるとどうやら1月17日夜〜18日夜中辺りから心配な内容のツイートがされていたと思われます。
※ツイートの保存が出来なかったため『favstar』1月18日お昼頃からのログから画像コピーしたものを使用しています。いずれ消えると思いますが『Twilog』でもアカウント消去当日までのログを閲覧出来ます


【2013年1月18日 12:38:29 JST】


【2013年1月18日 12:47:30 JST】


【2013年1月18日 13:02:57 JST】


【2013年1月18日 13:04:30 JST】


【2013年1月18日 13:05:29 JST】

…どうしたどうした…と思っていたらその夜。21時前頃。


【2013年1月18日 20:59:37 JST】


……なんだってぇーーー!!?(汗)


マコトちゃんのツイートは更に続きます。


【2013年1月18日 21:02:12 JST】


【2013年1月18日 21:04:14 JST】


【2013年1月18日 21:10:22 JST】


【2013年1月18日 22:21:19 JST】


【2013年1月18日 22:23:35 JST】


【2013年1月18日 22:25:23 JST】


【2013年1月18日 22:26:46 JST】


【2013年1月18日 22:29:55 JST】


途中、「取り乱してすみませんでした」と発言した後、一部ツイートを削除したりしていたのですが日付変わる1/19、マコトちゃんのアカウントは消えていました…。



【2013年1月18日 21:02:12 JST】

と言われた「この人」とはこの子です。
ことまきプロジェクト専用バージョン 加茂川マコト

※上が今までの出町商店街マスコットガール『加茂川マコト』
※下が1/7に誕生したことまきプロジェクトのトップアイドル『加茂川マコト』

?「ことまき専用」??何か、マコトちゃんが2人に分裂してる…???


…実はこの『加茂川マコト』、ちょっと特殊事情のあるキャラクターなんですね。
『加茂川マコト』の生みの親は「有限会社スギテック」のデジタルコンテンツ企画・制作会社部門「ことまきプロジェクト」になります。


1)「ことまきプロジェクト」が出町商店街に萌えキャラのプロジェクトを提案
出町商店街が、ことまきプロジェクトに「商店街の萌えキャラ看板娘」のデザインを依頼

2)商店街の意向を聞いたり却下しながら『加茂川マコト』のデザイン決定

3)『加茂川マコト』の版権は「ことまきプロジェクト」にあり、設定は「ことまきプロジェクト所属の2次元タレント。商店街のマスコットガールに選ばれてPR活動に頑張る中学3年生」に。
商店街からの発注があれば新規イラストを描き下ろし。イベント企画も協力


萌えキャラで街おこし! 京都「出町商店街」の加茂川マコトに迫る

…おそらく、こんな感じだったのではないかと。(そう間違ってないと思います)
ポイントは「商店街にはキャラクターの版権がない=自由に出来ない」点。
出張看板娘というか、リアルタレントのCM・キャンペーンキャラクター契約みたいな感じだと。一応商店街PRのためにデザインされたキャラですけどね。
キャラクターの売り込み戦略や、イベントタイアップの規模等から推測するに商店街有志だけではちょっと無理レベルのものも沢山あったので、その辺りは全て「ことまきプロジェクト」の手腕だったのではないかな?

出町商店街スタンプラリー2012開催!
出町商店街の萌えキャラ「加茂川マコト」を探せ! 叡山電鉄がクイズラリー
美学生図鑑 美男美女大学生スナップサイト  加茂川 マコト
加茂川マコトイメージオーディション(『リアル加茂川マコト』)
関西ウォーカー×ことまきプロジェクトコラボで紹介
 &リアル加茂川マコト関西ウォーカーTV出演(ことまき通信ブログ)

出町商店街 加茂川マコト 聖誕祭(Facebook)
加茂川マコト聖誕祭とデビュー(ことまき通信ブログ)

個人的に「おぉっ?」と思ったのが「リアル加茂川マコト」オーディション。
「リアル○○ちゃん」って、ゆるキャラ界の肉食系女子『蓮花ちゃん』(せんとくんのガールフレンド立候補、でデビューした子です)にいるんですよ、実は。
リアル蓮花ちゃん」。

人気の「リアル蓮花」、紅葉をアピール(奈良県)全国ご当地キャラニュース

これが結構イイ感じで。ゆるキャラ着ぐるみとは違った魅力というか、キャンギャル的PRが出来るという点で非常に面白いなぁと思っていたところだったのです。ちなみに「リアル蓮花ちゃん」は原則地元在住の女子に限り、完全ボランティアです。撮影会や奈良マラソン等イベント毎に必要人数の募集をかけます。よくあるキャンギャルや観光大使みたいに「1年契約」とか縛り無し。1回限りで気軽に「私も蓮花ちゃん☆」気分になれるしコスプレ気分も味わえる。
そう、「リアル蓮花ちゃん」は複数人います。あくまで本物はゆるキャラ着ぐるみであって、リアルは本物を囲むキャンギャルポジションなんですよ。そこが非常に面白い。

「リアル加茂川マコト」は流石にそこまで割り切ってなくて、一人ですが。
二次元『加茂川マコト』とニアリーイコールな存在という位置づけと判断しました。二次元看板娘だったキャラクターを実在化させる事によって、更に商店街PRが面白い事出来そうな予感で非常に興味を持ったのです。

“3次元の加茂川マコト”に選ばれたのは? 鉄道イベントで行われた公開オーディションに潜入

無事リアルちゃんも決定して、キャラクター誕生一周年をお祝いする「加茂川マコト聖誕祭」も賑々しく開催、終了して。順風満帆な2012年で締めくくっていました。………が。
新年明けてみると『加茂川マコト』の分裂。
「ことまきプロジェクト専用バージョン」の出現。
『加茂川マコト』アカウント(@kamogawa_makoto)の消失でした。


Twitterでは、出町商店街の話題をツイートする『加茂川マコト』アカウント(@kamogawa_makoto)と、オーディションで選ばれた『リアル加茂川マコト』アカウント(@3d_makoto)がありました。商店街マコトの発言がおかしくなって、名前に「非公式」や「出町Ver.」と入れ始めたのとほぼ時を同じくして、『リアル加茂川マコト』の方が『加茂川マコト@ことまきP』と名乗り始め、フォローしていたファンの間で「商店街マコトが消えてリアルが『加茂川マコト』に成り代わった!」と呟かれる事に。


そこへ更に燃料投下する『ことまき・まい』(@kotomakimai)。
※ことまきプロジェクトの広報用アカウント。

…これはアカン。この子も「ことまきプロジェクト」の所属二次元タレントの設定なのに、広報アカウントだからってこういう事を言わせたらアカン…。

案の定、その後Twitter上ではちょっとした騒ぎに。
更にややこしい事に、新年から放送開始された京都アニメーション期待の新作『たまこまーけっと』の舞台モデルに出町桝形商店街出町が使われた=聖地巡礼来るで!町おこしやぁぁ!!…みたいなムードが昨年末にちょっとありまして。…で、放送されるやいつもの京アニクオリティな可愛い萌えキャラ&美麗な舞台背景!モデルになったお店もばっちり判るでェ!…な出来で早速場所特定班が巡礼開始、一部から「たまこと加茂川マコト、共存出来るんだろうか…」と不安視されていた経緯もありまして。
最初は「たまこで商店街が聖地巡礼特需になるから、加茂川マコトが邪魔になってリストラ…?」という噂ツイートも流れたりしていました。(実はソッチ方面では私も心配してました)


情報錯綜する中、『リアル加茂川マコト』ちゃんこと
『加茂川マコト@ことまきP』(@3d_makoto)からお知らせが。

公式説明を待つ事になります。
そして、出された説明がこちら。

加茂川マコト契約の詳細について(2013.01.19)

…すみません。一読しただけでは、よく事情が飲み込めなかったです。
ただ、書かれている事が事実とした場合に「意思の疎通」がきちんと出来てなかったのではないか?と感じました。

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"加茂川マコトの出町商店街以外での活動については出町商店街とは別のキャラとして活動する限りは出町商店街側は感知しない"
"リアル加茂川マコトの所属問題につきましても(中略)ことまきプロジェクト側にまかせます。との要請があり、外で活躍する場を作ってあげてほしいと言われ弊社が引き受けることになりました。"
"本年の契約時に出町商店街様から出町商店街の名前を使わず外では活動していただいきたいと言われた"
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……この辺で、双方のイメージの行き違いが起こった結果の不幸な出来事の様な…


‏1)出町商店街の名前を使わず外では活動していただいきたいと言われた

2)出町商店街の名前を使えなくなった

3)別バージョンを新たに作った


…何で、作る必要があるの?ってファンが首傾げちゃった状態なんですよ。
説明では「出町商店街様のご提案に基づき」作った別バージョンです、とは言ってますけど…それ、Twitterの商店街マコトの中の人には明らかに伝わってなかったですよね。伝わってたらこんな動揺してアカウント削除なんてしないですよね。
この部分に関しては、ことまき側の説明にあるように、もしかしたら契約更新時に立ち会った商店街側の人は承知していて、それが商店街内でTwitter担当の人に伝わってなかった、という可能性もありますが。(というか多分、そうだと思う)(いやでも、Twitter商店街マコトの中の人ってこの萌えおこしプロジェクトの結構中心メンバーじゃないかと推測されるんだけど…でなきゃ中の人担当なんて出来ないでしょ)

でも、その結果
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現在、出町商店街様から弊社と契約してもメリットがないとのことで一時保留したいとの申し出がございました。
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…更にアカン事になってるー完全に話がこじれてるよ!!(汗)
リアルちゃんは今や「ことまきプロジェクト所属タレント」=ことまき側の人間なんだから、こんな、今までの商店街の看板娘『加茂川マコト』を支持していた人達の不信感増幅させる様な発言したらアカン。



まずは双方の誤解を解くのが最優先ではないかと。
しかし、こんな騒動に巻き込まれてしまったリアルちゃんも気の毒に。
…リアルちゃんは「ことまき専用バージョン」の『加茂川マコト』になっちゃうけどね!今後、普通ーにコスプレアイドルというかロコドルとしてイベントとかライブやって握手会サイン会ファンの集いみたいな事をやっていくみたいです。
………商店街PRにはもう出演しないの?かな??
(うーん…やっぱり何か、釈然としない…)



……で。まだ今後の動向は全く見えない状況ですが。
改めてあちこちグーグル頼りに検索した上で時系列に並べてみました。

【2012年12月末】
加茂川マコト契約の詳細について
"加茂川マコトの件につきましては昨年12月末に出町商店街様から契約更新の打診をいただきました。"
【2013年1月1日】
新年のご挨拶 ことまき通信ブログ
"今年はリアル加茂川マコトが誕生したことで弊社として活動エリアを拡大して行く予定です。また、ことまき三姉妹をはじめとしたその他のキャラクターについても露出度を増やしていくつもりです。
そして近々、ニュー加茂川マコト(ことまきオンリーバージョン)や新キャラクターも登場する予定です!"
【2013年1月2日】
◆ 『ことまき・まい』(@kotomakimai
【2013年1月7日】

【2013年1月9日】


…実は、1月1日で既に「ニュー加茂川マコト(ことまきオンリーバージョン)登場」予告がされていたんですよ。『ことまき通信ブログ』で、誰にも知られずにひっそりと。それから商店街マコトの中の人(@kamogawa_makoto)ツイートが混乱するのが二週間余り後、インターバルがありすぎます。

これを読む限りでは、出町商店街と何の話し合いや相談も無しで「別の加茂川マコトを作る」なんて流れになったとは流石に考えにくいです。(これ、もし勝手に判断して「商店街の名前を背負わず外で売り出すには別個体にした方が楽だろう〜」ノリでやってたら会社として駄目すぎます)
1月2日にはTwitter上で『ことまき・まい』(@kotomakimai)から「出町商店街との契約更新で合意」との発言が。
ここまではっきり言い切っているのですから、12月末に商店街から契約更新の打診〜加茂川マコトの今後の活躍方針、リアルマコトの所在と活躍方針の話し合いが行われたのは事実でしょう。ただ、その話し合いが、双方どこまで詰めたものだったかは判りませんが。現状では、明らかに認識相違が起こっています。

…少なくとも1月2日時点では、双方『契約更新』という形で合意があったと思われます。


そして1月7日。
「ことまきプロジェクト」サイトに『ことまきプロジェクト専用バージョン 加茂川マコト』のデザイン&プロフィールがアップされます。この時点では、まだ騒ぎにはなっていません。

1月9日。Twitterで再び『ことまき専用 加茂川マコト』情報が告知されます。この時点でも、気付いている人はほとんどいなかったと思われます。(RT数、Twitter検索等から推測)


1月18日〜19日に、Twitterで商店街マコトの中の人(@kamogawa_makoto)が混乱して結果消失しなければ、おそらく『ことまきプロジェクト専用バージョン 加茂川マコト』の存在は、まだしばらく気付かれる事なく、『リアル加茂川マコト』が商店街の外で商店街の名前を背負わず活動してる様子を見て初めて「マコトちゃんがいつの間にか”ボカロ&ダンス大好き、ことまきプロジェクトのトップアイドル”になってる…!」とファンがビックリする羽目になってたと思われます。


……うーん。これ、『ことまき専用』の設定って、『リアルマコト』の素の設定に合わせてあるんですよね。多分ね。オーディションの時、ボカロの「千本桜」歌って踊ったんですよね、確か。なので、『ことまき専用』は『リアル』を独立活躍させるために作ったキャラだ、という事はよく判ります。

”(リアルちゃんに)外で活躍する場を作ってあげてほしい”
”出町商店街の名前を使わず外では活動していただいきたいと言われた”

実際こういう話も出たんじゃないかと思います。
リアルのプロデュースが商店街では手に余る、というのも当然でしょうし。
…ただ、

”出町商店街様のご提案に基づき、別バージョンを新たに作った”

…が、どこまで商店街内に伝わっていたか、という問題な気がします…あくまで外から見える情報だけでの推測ですけど。商店街マコトの中の人(@kamogawa_makoto)が「私が全部悪かった、すいませんでした。」と謝った、らしいけどこの騒動、商店街マコトの中の人(@kamogawa_makoto)が混乱して消失さえしなければ起こらなかった。………のかな?どうなんだろう。



長くなりすぎたので一旦〆。

【2013.01.20 AM7:44】
今、さらっとぐぐってあちこち廻ってみると、やっぱりあるなぁ…
「商店街が加茂川マコトからたまこまーけっとに萌えおこし乗り換えしようと、自分側が被害者である様に装って揉め事を起こした。被害者はむしろことまきプロジェクトの方だ」説


………どうなんだろうなぁー……。とりあえず


この『加茂川マコト』ちゃんは『リアル=ことまきプロジェクト専用バージョン』の方なんだろうなぁ。(当然)



【2013.01.20 PM13:41】
『加茂川マコト騒動』について書いてるブログがあったのでリンク。

京都・出町枡形商店街の加茂川マコトがすったもんだ。 | MSNBYK IS ME.

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